格言2
美しい暮らしをしている人は
住む家までが何だか潤っているから、
幸せが生まれる

たとえば、玄関に花が飾られているだけで、床が艶々しているだけで、その家には潤いが感じられる。家にもまた、良い意味での湿度というものが宿るのだ。ところが不思議なことに、ホテルの部屋にはそうした潤いの違いは感じられない。どんなゴージャスな部屋にも、明快な潤いは感じられないのだ。つまり、部屋の潤いを作るのはやっぱりそこに住む人自身なのである。

花を飾ったりする習慣はもちろん、家の隅々にまで住む人の思いが行き届いていれば、それだけで本当に潤って見えるもの。掃除をしたばかりの家、とりわけ大掃除や断捨離をしたばかりの家は、見事に潤って見えるのもそのため。手間ヒマかけた分だけ、クリーンな印象な上に、潤いが感じられるのだ。

だから思う。家って、まるで肌みたい。清潔に保って美しく磨けば、それだけでなんだか輝いて見える。そして、そこに住む人が文字通り潤いのある生活をしていれば、家はなおさら煌くはず。やっぱり潤いを与えるのは自分自身なのだ。毎日毎日丁寧に、時を慈しむように生きていれば、必ず艶めく家になる。そして訪ねてきた人も心地よく迎え入れる家になるのだ。住む家は、自分自身。だから潤いある家に住みたい。