提供:プラナ

カリフォルニア州カールスバッドで生まれたブランド〈prAna〉。創業から一貫しているのが環境に負担をかけないものづくりです。自然に優しいウェアを着て体を動かす、その心地よさを教えてくれます。

―― 地球に遊ばせてもらっている。
だから、地球に優しくしたい

青くきらめく海。そびえ立つ雄大な岩山。カリフォルニアの圧倒的で、美しい自然に感謝する心から生まれた、ライフスタイルブランド〈プラナ〉。スタートは1992年。クライマーのビーバー・セオドサキスと、ヨギーニのパム・セオドサキス夫婦が自宅のガレージで、自分たちの理想とするウェアやギアをつくりはじめたという。

「私たちはサーフィンやクライミング、ヨガを通して、地球に遊ばせてもらっている。だから、地球に優しいものを選ぶのは当たり前」というのが二人の考え。創業当初からオーガニックコットンにこだわり、仕上がったアイテムには、新聞紙や古紙をちぎって手作りした再生紙のタグを付けて販売していた。やがて、そのサステナブルな精神が共感を呼び、南カリフォルニアを代表するブランドに。2018年 9月には日本国内初のECサイトもオープンした。
 

彼らの活動のキーワードとなっている “サステナブルであること” は、ブランドが大きくなるにつれ、世界規模になっている。例えば、オーガニックコットンは農家と協力して栽培から手がけるようになり、2018年には綿製品のすべてをオーガニックコットンで製造できるようになった。

そのほかの素材にも環境への配慮が努められていて、「ブルーサイン」という認定システムを基準にしている。この「ブルーサイン」は、環境に配慮した繊維素材に与えられるもので、〈プラナ〉の製品の7割が、「ブルーサイン」を取得した素材で製造されている。さらに今後はリサイクルポリエステルを積極的に採用したいという目標も掲げていて、常に新しいものづくりにチャレンジしようとしている。

また、すべての製品はインドをはじめとする8つの工場で製造し、作り手とはフェアトレード契約を結んでいる。発展途上国の労働力が搾取されない環境を整え、ブランドに関わるすべての人が笑顔になれるシステムを目指しているのも〈プラナ〉らしさだ。

彼らの姿勢に惹かれるのは、企業の取り組みを段階的なものも含めて公表していること。今実践していることと、これからトライしたいことを社会とシェアしていく。サステナブルな考えを押し付けるのではなく、みんなで考えよう! といった前向きな思いが感じられる。

そして、カリフォルニアの自然を目の前にすると、それがごく当たり前に湧き上がる気持ちだということも理解できる。自然が好きだから、自然に優しくする。伝えたいのはシンプルな思いで、そこに共感できるならば、ウェアを選ぶといった小さなアクションからもサステナブルな活動ははじめられる。

prAna プラナ
1992年にカリフォルニア州カールスバッドで誕生したブランド。デザイン性の高いヨガウェアはすでに日本のヨガファンの間でも人気。ブランド創業以来、可能な限り、環境に負担のかからないものづくりを進めている。スポーツウェアやスイムウェアだけでなく、パンツやシャツなどのライフスタイルウェアも展開する。

― Project for Earth ―
prAna が大切にする3つの取り組み

1.オーガニックコットンへの
変わらぬ思い

2000年初頭にオーガニックコットンのサプライヤーに出会った〈プラナ〉は、綿製品のすべてをオーガニックコットンに切り替える目標を掲げ、2018年にそれを達成。単に精製された糸を購入するのではなく、オーガニックコットンの栽培から作り手と協力してプロジェクトを進めている。

環境に有害な化学物質を使用しないことはもちろんだが、それだけではなく、限られた資源を有効に活用することにも注力。コットンの栽培には大量の水が必要だが、土壌を整備し、大地の水分保有力を高めることで、雨水を活用してコットンを育てている。オーガニックコットンのTシャツを通常のコットンTシャツと比べると、1枚あたり435ℓの水を節約できるという。

 
2.フェアトレードで
関わる人すべてをハッピーに

〈プラナ〉の製品は、世界に点在する8つの工場で製造されており、そのすべてとフェアトレード契約が結ばれている。フェアトレード契約が約束するのは労働対価だけでなく、安全な仕事環境や、児童労働や強制労働の禁止、製造時に有害な化学物質を使わないことや出産休暇を与えることなども含まれている。あらゆる角度から、発展途上国の生活を守る仕組みが考えられているのだ。

2017年の時点で、〈プラナ〉のフェアトレード認証プログラムは、世界中で14000人を超える労働者に仕事を生み出し、15万ドル以上を還元している。作り手の幸福が、巡り巡って、自分たちの社会の豊かさに繋がるということをフェアトレードの活動から示している。

 
3.使いたいのは環境に
負担をかけない化学繊維

〈プラナ〉のアイテムの7割は「ブルーサイン」認証を受けた繊維素材で作られている。「ブルーサイン」とは、繊維業界において環境、労働、消費者の3つの観点から、持続可能な経営体制・製造体制を構築していると見なされた製品に与えられるもの。スイスに拠点を置くブルーサイン・テクノロジーによって運営・管理されている。

例えば、化学繊維でもレーヨンなど植物由来の素材をベースとした環境に負担をかけないものがあるほか、リサイクルプラスチックを生かした繊維素材は近年、次々と開発されている。〈プラナ〉は、最新技術によって生まれる新素材にも目を向けながら、少しでも環境に配慮した製造方法を探れないか、絶えずリサーチを続けている。

問い合わせ
プラナ/コロンビアスポーツウェアジャパン
☎0120-193-803
jp.prana.com

 
提供:プラナ

●情報は、FRaU2019年1月号発売時点のものです。
Illustration:ASAMI HATTORI Edit&Text:YUKA UCHIDA