初めての土地へのショートトリップ。限られた時間の中で、楽しく効率よく回りたい。そんな時、情報収集はローカル(地元住民)に聞くのがいちばん確実。今回、長崎県を案内していただいたのは、出島の小さなギャラリー「List:」オーナーの松井知子さん。

異国情緒あふれる長崎市の中でも、今だからこそ訪れたいとっておきスポットを案内していただきました。中心部はすべて徒歩圏内、ド・ロ神父記念館や出津教会のある西出津町までは車で1時間ほど。ドライブにも程よい距離です。

1946年(昭和21年)創業
長崎市民、憩いの純喫茶

珈琲 冨士男

戦前から残る純喫茶。コーヒー豆はそれぞれの豆に合わせた最適な方法で焙煎してから合わせる「アフターミックス製法」を採用しているため、味と香りが格別。
 

フルーツサンド(コーヒーとセットで¥950)。冬はいちご、夏はスイカなど、内容は季節によって異なる。

看板メニューのサンドイッチは、そのパンのやわらかさで食べる者をトリコに。日に3~4度は研ぐという包丁で美しい断面に仕上げる。このこだわりと職人技に全国からファンが集まる人気店だ。
 

上品な店内。見上げると、美しいシャンデリアが。

珈琲 冨士男
長崎県長崎市鍛冶屋町2-12
☎095-822-1625
営業時間:9:00~19:00(LO18:30) 
定休日:木
https://www.coffee-fujio.jp/

長く続くには理由がある。
必ずまた寄りたくなるおでん屋さん

桃若

今年で80周年。代々、家族で切り盛りしてきた老舗のおでん屋。「長崎おでん」といえば、あごだしが一般的だが、桃若では創業以来変わらずに鶏ガラを使用。
 

エソで作る自家製かまぼこのほか、イワシのかまぼこ「わしかん」など、長崎名産の練りものが人気。ちょい飲み、はしご酒の常連も多く、ひょいっとのれんをくぐれば、たくさんの笑顔と出会える店だ。
 

このカウンターを囲むと、会話が弾み、客同士があっという間に仲良くなるそうだ。

桃若
長崎県長崎市本石灰町3-1
☎095-823-3392
営業時間:18:00~24:00
定休日:不定

PROFILE

松井知子 Tomoko Matsui
「List:」オーナー。つくり手とつかい手を結ぶプロジェクト『ナガサキリンネ』の発足に携わる。

 
●情報は、2018年11月現在のものです。
※本記事内の価格は、すべて税込み価格です。
Photo:Aiko Shibata Text:Lisa Nagamine Illustration:Hikaru Ichijo

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