モデルの高山都さんのライフスタイルを通じて、毎日を気持ちよく過ごすためのひと手間や、季節に合わせて生活を彩るヒントなどをお届けしている連載「高山都のゆるごこちLIFE」。

今回のテーマは「新生活」です。春の訪れとともに、新しい生活を始める人も多いはず。気持ちの良いスタートを切るためのアイデアを高山さんに教えてもらいました。

心や時間に余裕も。
お花で気分を切り替える

春は新生活を迎える季節で、何かを新しくしたい気持ちになります。そこで私がオススメしたいのがお花! インテリアを一新するとなると、お金も時間もかかるけれど、お花なら簡単に取り入れられるし、気持ちを切り替えることにも役立つと思います。

花瓶、衣装すべて高山さん私物


私は部屋にお花を飾るようになって、めっちゃ部屋が片付きました(笑)。それは、お花が似合う空間を作ろうとするからだと思います。クローゼットは散らかっていたとしても、リビングのテーブルだけはきちんと片付いている状態にしようとか、キッチンの窓辺だけはいつ見ても心地よい綺麗な場所にしようとか、一つの場所だけでいいからと片付けるようになりました。

私はいいことがあった日なんかに、自分のためにお花を買って帰ります。お花を飾ることで、心や時間に余裕ができるし、生活が少しだけ楽しくなった感じです。

 
お花の生け方で印象を変える!

今回のお花のテーマは「春の野の花、摘んできました」です(笑)。チューリップを主役にして、春のお花を集めたブーケを作りました。そして、イネやユーカリなど表情の違うグリーン系の植物を集めて、差し色に黄色のミモザを入れたブーケも作成。※1つ前の写真を参照。

人からお花をもらうとすごく幸せな気持ちになるのですが、一方で、もらった花束をどうやって飾っていいか分からないことってありませんか? もらったお花をそのまま飾ろうとしてしまいがちですが、花瓶に対して大きすぎたり、存在感がありすぎる花だったり、色味が部屋に合わなかったり……。そんな時は、一本だけを抜いて一輪挿しにするのもいいと思うし、茎を短く切って角度をつけて生けてみるのも可愛いですよ。色々と試してみて、自分なりの生け方を楽しんでみてください。

馴染みのお花屋さんをつくるのも、お花とうまく付き合う一つの方法。私は学芸大学にある「THE DAFFODILS flowershop(ザ・ダッフォディルズ)」というお花屋さんによく行きます。「こんな花瓶に飾りたいんです」といったリクエストや要望を親身になって聞いてくれるし、プレゼントの相談ももちろんできます。


  
花瓶で遊べば、一輪でも映える

写真中央が「TOUMEI」のもの。写真左は古道具屋さんで購入したもの。


昔、全然花瓶を持っていなかった頃、せっかく花束をいただいても、何に生けたらいいか分からなくて、お花を1日ぐらい放置していたこともありました(笑)。初めてお花を飾る人だったら、まずは、大きい花瓶と小さい花瓶が1つずつあると便利かもしれません。何もちゃんとした花瓶でなくても、ガラスのコップや、ラベルを剥がしたジャムなどの瓶を洗って使ってもいいですよ。

“好き”を公言していたら、友人からのプレゼントで花瓶をもらうことも多いのですが、最近自分で買ったのは、福岡の「TOUMEI」というブランドのガラスの花瓶。丸いフォルムが気に入って、一輪挿しにしたら可愛いなと思って購入しました。
       
色や質感で軽さを♪器も春らしく

お花や花瓶以外に、手軽に季節感を取り入れるには、器もおすすめだと思います。

こちらは陶芸家の竹村良訓さんが作った酒器。春っぽい絶妙な色のグラデーションが素敵ですよね。春先になると、厚みがあまりなく、さらっとした質感で軽さのある器をよく使います。食卓に並べる食器の中に、ガラスや明るい色を入れるだけで華やかさも出ます。

お皿や器を買いたいけれど、家で料理をあまりしないという人なら、自分用のマグカップやグラスを買ってみてもいいかも。食器を一式揃えるとなると大変だけど、自分ができる集め方をしてみてはいかがでしょうか。

PROFILE

高山都 Miyako Takayama
1982年生まれ。大阪府出身。ビューティモデル、ドラマや舞台の出演、ラジオ番組のパーソナリティなど幅広く活動。趣味はランニングと料理。フルマラソンを3時間41分で完走の記録を持つ。自身のInstagram:@miyare38では「#みやれゴハン」として日々のごはんの投稿も。著書に『高山都の美食姿「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ』、『高山都の美食姿2「日々のコツコツ」続いてます。』(ともに双葉社)。


 
Photo:Nobuki Kawaharazaki Hair&Make-up:Chika Suzuki(A.K.A.) Text:Naho Sotome