3月16日 ソ連がコスモス衛星「第1号」を打ち上げ(1962年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1962年のこの日、旧ソ連・現ロシアの人工衛星計画「コスモス(Kosmos)」の第1号が、ソ連南西部のカプースチン・ヤールから打ち上げられました。

コスモス衛星は、宇宙空間の科学観測のための計画と発表されていましたが、気象・通信・偵察衛星などの開発実験も行われ、軌道核兵器の実験も含まれていたと推定されています。

第1号の目的は、衛星打上げロケットコスモス-2Iの性能測定、および電離層研究を行うことが目的とされていました。

【写真】1960年代のソ連の衛星
  1960年代のソ連の衛星 photo by gettyimages

「コスモス」の名が付けられた衛星はその後も続々と打ち上げられ、現在も打ち上げは続行中です。これまでに合計で2500機以上が打ち上げられているそうです。

1967年10月には「186号」「188号」の間で世界初の自動ドッキングに成功。1978年には原子炉搭載の「954号」がカナダに墜落し、放射能汚染を引き起こしました。1981年には衛星攻撃実験衛星(キラー衛星)である1258号と、ターゲットの1241号との間で攻撃実験が行われました。

1962年からはじまり2500号を突破するというのは、1963年に創刊され、つい先日2000号を突破したブルーバックスの刊行を上回るハイペースです。

ただ、ここのところ、打ち上げのペースは年間で最大10機程度に落ちているようですので、ブルーバックスが「コスモス」に追いつく日は近いのかもしれません。