3月15日 化学者プリーストリーが酸素を発見(1775年)

科学 今日はこんな日

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"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1775年のこの日、化学者のジョゼフ・プリーストリー(Joseph Priestley、1733- 1804年)が、酸素の発見を報告する論文を、ロンドン王立協会に提出しました。

プリーストリーは、酸化水銀にレンズで集光した光を当てると発生するガスが、ロウソクの炎を強めることを発見します。フロギストン説(燃焼とは「フロギストン(燃素)」とよばれる物質が放出されることで起こるという説)を信じていたプリーストリーは、このガスには「フロギストン」があまり含まれていないから、良く燃えるのだと考え、「脱フロギストン空気」と名前を付けました。

もちろん、これは現在の知識からすると誤りです。燃焼とは、物質に酸素が結合する反応のことであり、プリーストリーが発見した、ロウソクの炎を強める気体こそ「酸素」だったのです。

【写真】ジョゼフ・プリーストリー
  ジョゼフ・プリーストリー photo by gettyimages