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# 自己啓発

天才「ユーミン」が14歳でデビューできた意外なキッカケ

成功者はこうしてチャンスを得る
「人の行く 裏に道あり 花の山」。多数派とは違った考え方で行動すること、つまり「逆張り」の大切さを説いた、投資の世界で有名な格言だ。不動産コンサルタントで、著書『厳しい時代を生き抜くための逆張り的投資術』がある長谷川高氏は、「仕事や人生でスランプに陥ったときは、小型拳銃を撃ち続けなさい」と勧める。一体、これはどういう意味なのか? ユーミンなど成功者のエピソードも交えながら、人生を変えるキッカケについて解説してもらった。

仕事や人生で疲れたときは

人生やビジネスには、良いことがあったり悪いことがあったりするものです。

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ここでは、この上下の振幅をできるだけ小さいものにするには、もしくは下降曲線があまり深くならないようにするにはどうしたらよいかを考えていきます。

結論は、もう疲れてしまって横になるしかない状態に陥ったとしても、小型拳銃でも水鉄砲でも何でもよいからとにかく「撃ち続ける」ことです。

それは、小さなことでも実際に効果があるかわからないことでも、「とにかく何かをやり続ける」という意味です。

最悪期は、いずれ風向きが変わり、終わります。そのときのために小さい種子を蒔いておくと、後の復活や反撃の重要な契機となるはずです。

その誰でも、いつでもできる私なりの種子の蒔き方をこれからお伝えします。

さて、仕事や人生で、疲れ果ててしまったときには、まずはとにかく休むべきだと私は思います。堂々と休暇を取って、朝から晩まで横になっていたらいいのです。

経済学者マルクスも、「人間は機械ではない。機械なら油を差せば回り続けることができるが、人間は回り続ければ何時か疲労し破損するのだ」といっていました。

ただし、休んで少し回復して、もし手だけでも動かせる状態ならば、たとえば手紙なら書けるはずです。自分が親密にしている人々に対して、何か伝えるのです。

デール・カーネギー氏が書いた『道は開ける』(創元社)という本があります。全世界でベストセラーになった古典的な自己啓発本の一つですが、その中でカーネギー氏は、精神的にもまいってしまって八方ふさがりになってしまったときの脱出法として、こんなことを書いています。

 

「自分の周りの知り合いや友人のことを思い浮かべて、自分がその一人ひとりに何かできることはないか? ということを考え、ささやかなことでいいので自分ができることを実行してみるとよい」

実体験がないと、「ほんとうかな?」と感じるかもしれません。「そんなことをしても状況を打開できるのか」と思う方も多いでしょう。

しかし、実際にこういった状況に陥った方なら、これが非常に有効であること実感できると思います。

わかりやすい例を挙げると、震災等が起きたときなどに、ボランティアに行った人が、笑顔で「逆に元気をもらって帰ってきました!」などといっているのを聞いたことがあるでしょう。

本来であれば肉体的にも精神的にも疲れているはずなのに、自分の行動が他人から感謝されることによって、逆に自分自身が元気をもらうことができるのです。

これがまさにそうなのです。精神的にも疲れてしまったときには、本質的には何もする気が起きないと思います。

でも、少し回復してきたり、多少の余力があるのなら、試しにカーネギー氏がいうように、皆さんの知り合いや友人を思い浮かべて、その人たちに対して自分が何か与えられるものはないか、何をしてあげたら喜んでくれるかを想像し、できる範囲でそれを実行するのです。

当然できることは限定されますが、私がよくやるのは、私が読んでおもしろいと思ったり感動した本の中から、一人ひとりの顔を思い浮かべ「この人はこの本を読んだら楽しめるんじゃないかな」とか「あの人は真面目だからこんな本がいいかな」などと考えながらセレクトし、短い手紙を添えて相手に送ることです。

もちろんその本を読んで、相手が喜んでくれたり、おもしろいと思ってくれるかはわかりません。自己満足かもしれません。しかし、知人から本を贈られて「迷惑だ」と思う人はいないはずです。大して高価なプレゼントでもないわけですから、相手が負担に思うこともないでしょう。