# 金銭教育

わが子を大金持ちにしたいなら、「4つの貯金箱」を作らせよう

小さいうちからお金の英才教育を
菅井 敏之 プロフィール

子どもと一緒に口座を作る

「今週の予算」がなくなってしまい、貯蓄用の貯金箱から使ってしまう子もいるかもしれません。銀行にお金をおろしに行くハメになる子もいるかもしれません。

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それでもいいのです。自分の資産からやりくりすることを考えることが大切です。

大好きなおばあちゃんのお誕生日、ハンカチをあげたくて貯めていたけれど、実は先週、マンガ代に使ってしまってピンチ! ……似顔絵とお手紙にしたけどちょっとかなしかった。パパの誕生日プレゼント、エンピツ分しかお金がなかったので、お兄ちゃんと共同で買うことにした。ノートとエンピツのセットにできて良かった、というように資金が足りなければ、子どもたちはいくらでも工夫します。そしてその経験がお金の管理に生きてきます。

お財布も用意します。

お財布も貯金箱も口座も、お金の大切な居場所です。おこづかい、つまり「自分の収入」を管理する生活が始まると同時に、お金を大切に扱うことを教えましょう。

定額制であっても、報酬制であっても、「おこづかい」が始まったら、一緒に口座を作りに行きましょう。本人と一緒に作りに行く、というのがポイント。

これは、お金を増やす仕組みを理解するための大切な準備です。

 

子どもが生まれたときに、口座を作る方は多いでしょう。7つの財布を持つと言われる昨今の子どもは、祖父母に加えておじさん、おばさんなどからのお年玉や、お祝い金などをあわせて驚くほどの貯蓄を持っていることも多いものですが、そのような、すでに開設済の口座とは別に、子どもと一緒に新しく作るのです。

口座の開設先は、まず親のメインバンクがよいでしょう。子どもひとりでも通いやすい自宅近くの支店があればそこにします。いくつか選択肢がある場合は、地元の信用金庫に口座を作るのがお勧めです。

親のメインバンクをお勧めする理由は、親子の資産を“連結”しやすいから、地元の信用金庫をお勧めする理由は、地元の信用金庫と長いおつきあいをすることで得られるメリットが大きいからです。詳しくは『家族のお金が増えるのは、どっち!?』(アスコム)に書きました。

すでに親のメインバンクに子どもの口座がある場合は、新しい金融機関を親子で一緒に比較検討してみましょう。幼いときは、通帳に好きなキャラクターが使われている、なんてことでもモチベーションはあがります。

ATM手数料の安いところ、ネットバンキングの使い勝手のよさ、ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)の扱いのあるなしなど、いろいろ検討してみるのも楽しいものです。