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# 金銭教育

わが子を大金持ちにしたいなら、「4つの貯金箱」を作らせよう

小さいうちからお金の英才教育を
みなさん、わが子に「お金の教育」をしていますか? 将来、お金に困らない大人になるかならないかは、親の教育しだい。元メガバンク支店長で、『あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30』などの著書がある菅井敏之氏は、子どもに「4つの貯金箱」を作らせることを勧めている。なぜそれが「お金の教育」になるのか、菅井氏にくわしく教えてもらった。

「お金の管理」をさせよう

「お金」を管理するには「行き先の見える貯金箱」が一番です。

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「お金をもらったら、必ず貯蓄」を実践させやすいように、貯金箱は複数用意します。「短期の貯蓄」と「長期の貯蓄」「消費」「投資」と、行き先ごとに用意することになりますから貯金箱は少なくとも4つ必要となりますね。

具体的に欲しいものがいくつもある場合には、目的別にいくつ作ってもOKです。サッカーボール用、ゲームソフト用、と5つ、6つと必要になる子もいるかもしれません。

貯金箱が6つあれば6つ全部に少しずつでも入れる子もいれば、目的別に“コンプリート”していく子もいます。どうしたら楽しく貯めていけるのか、子どもたちは自分で工夫していきますよ。

いわゆる貯金箱でなくてもかまいません。お菓子の箱でも、100円ショップで売っている透明ボックスでもなんでもOKです。ふたなどに「サッカーボール貯金」「貯まったら銀行に預ける貯金」など、「なんのための貯金なのか」という目的を書きこめるものにします。

目的を達成したら、次の目的のための貯金がスタートしますから、書きかえ可能なものやシールなどの貼り替えがラクなものだと、長く使えていいですね。

 

うんと幼い子どもの家計では、100円、200円の小額のお金を扱うことが多いでしょうから、「お金を分類すること」と「貯蓄」を実践しやすいようにしましょう。小銭で渡したり、最初に大きなお金で渡してから両替してあげてもよいでしょう。

おこづかいを手にしたときのルール「必ず貯金する」に加えて、もうひとつ大切なことは、残りのお金をどの貯金箱に入れるかを子ども自身が考えること。

これが、「お金の管理力」を育てるのに大いに役に立ちます。

この100円は「消費」にあてるか「貯蓄」にまわすか、もうすぐおばあちゃんの誕生日だから、今週はジュースをがまんして「投資」にまわそうかな……と、限りあるお金を、どの貯金箱に入れるかを考えることは、少し先の未来を考えることです。

「目的のある貯金箱」にお金が貯まっていくのは楽しいものです。限りある「資金」を「どのお金に分類するか」を考えることは、お金を管理するうえでとても良いトレーニングになります。