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「Bリーグ」仕掛人が明かす、超人気のスポーツ業界に就職する方法

その「入口」は4つある
2016年に誕生した、プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」。前体制と比較して、入場者数は50%増、リーグ売上は10倍と、他のプロスポーツを猛追している。そんな世界で働いてみたいと、夢見る人は多いだろう。Bリーグの常務理事・事務局長で、著書『稼ぐがすべて』もある葦原一正氏は、「入口は4つある」という。どうすればスポーツビジネスを天職にすることができるのか、こっそり教えてもらった。

「入口」は4つある

最近、学生さんからこういう質問がくる。

「どうしたらスポーツ界で働けますか?」

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アメリカではスポーツ界のことを「ドリームジョブ」と言う。需給バランスが崩れていて、求人はほとんどないのだが、スポーツ界に就職することを希望する人は星の数ほどいる。

MBAホルダーでもなかなか入れない。MBAホルダーが、アメリカの球団に入ろうと全球団にレターを送っても、会ってくれるところすら、ほとんどないといわれている。

それぐらい「奇跡」的にしか入れない世界が、アメリカのスポーツ界である。

実は、この「ドリームジョブ」という言葉、私は嫌いで、めったに使わないことにしている。

日本でも需給バランスが崩れていて、スポーツ求人は少ないのだが、たくさんの人が就職を希望している。

売上10兆円を超える企業は日本でもいくつかあるが、日本におけるプロ野球各球団の平均売上は160億円前後。球界全体でも2000億円弱。プロ野球全体で大企業1社の50分の1程度である。事業規模と採用人数は基本的にはリニア(相関)だが、明らかにその大企業に行きたい人よりもスポーツ界に興味ある人のほうが多い。

 

スポーツ(企業)側にも問題があり、それだけ需要と供給のバランスが崩れていると足元をみて、「給与安くても働いてくれるならいいよ」という姿勢に当然なってくる。

つまり、ドリームジョブという名の不思議なマジックで若者を洗脳して、安い給料で働くのが、当然かのようになっている。業界規模がまだまだなので、賃金を抑えるのは経営者としては当然なのだが、その「ドリームジョブ」という不思議な言葉ですべてをごまかしているようにしか思えない気がするのだ。

それだけ、狭き門のスポーツ界。

いったいどうやったら入れるのだろうか?

入り方は大きく、4つあると思っている。

(1) アメリカのスポーツビジネススクールに留学&マイナーリーグなどでインターンシップをする

(2)球団の親会社に就職する

(3)球団、もしくは球場でアルバイトをする

(4)誰にも負けないスキルセットを身につける