今日、口にした食べ物や着ている服は、どのような人がつくり、どこからやってきたか知っていますか? そこに労働搾取や児童労働、環境破壊はないかと、ものの背景を知って買うことからはじめてみてください。といってもストイックになりすぎることなく楽しみながら。エシカルな買い物は、社会や環境に貢献できます。

古都のハム

ベーコン300g¥2000(古都)


「加工肉は食べ過ぎるとからだによくない」という通説の理由は、添加物にある。〈古都〉は、消費者からの「アレルギーの子でも食べられる完全無添加のソーセージを」という手紙をきっかけに、無添加ソーセージを作るようになったそう。ドイツ・フランクフルトのコンクールで受賞したほどの味を無添加で作るのは難しかったものの、4年かけて納得いく味に。原料の肉にこだわり、京丹波高原豚を使用。肉の甘みをしっかりと感じることができるベーコン、ハムやソーセージは、絶品と大好評。

MSC「海のエコラベル」の製品

MSC認証骨取りさばのハーブレモン3切¥198(イオン)、MSC認証原料使用ライトツナフレーク 野菜スープ漬70g¥180(マルハニチロ)、デンマーク産鯖オイル漬け120g¥250※標準小売価格(ニッスイ)/MSC日本事務所
 

缶詰や魚の加工品などについている魚のマーク、どんな意味か知っているだろうか? これは、サステナブルなシーフードである証。持続可能な漁業の普及に向けた取り組みを行っている国際非営利団体、MSC(海洋管理協議会)の認証マークだ。過剰な漁獲を行わず、生態系を維持しながら漁業を行うなど、MSCの厳正な環境規格に適合した漁法で獲られた水産物にのみ認められるラベル。同様に養殖水産物には、ASC(水産養殖管理協議会)の認証マークが。買い物の目印にしてみて。

共働学舎のチーズ

クリームチーズ120g¥400、プチ・プレジール90g¥500、レラ・へ・ミンタル150g¥750※農場直売価格(共働学舎新得農場)


ブラウンスイス牛を放牧で育てながら、欧州の伝統的な製造技術でチーズを手作りしている共働学舎新得農場。北海道の気候や風土を考慮して、自然の摂理のままの酪農を目指しているこちらのチーズは、長期熟成させたハードチーズをはじめとした本格的な味わいのものばかり。「チーズを作りたい」「牛飼いしたい」のほか、心身に悩みを抱えるなど、色々な理由で集まった人々が共に働き、生活している。チーズを食べるとき、私たちみんなが考えるべきことを思い出して。


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Photo:Shota Matsumoto, Toru Oshima(still) Text:Shiori Fujii Text&edit:Shoko Matsumoto