撮影/佐藤圭
# 絶景 # 癒し

大自然の神秘「けあらし」! 幻想の霧の中、朝日を背にカモメ舞う

北海道から毎日お届け中!

留萌の冬の風物詩

「けあらし」は留萌の方言らしいです

「けあらし」とは、冬の海に発生する霧のことで、気象用語では「蒸気霧」というそうです。漢字では、「気嵐」または「毛嵐」と書きます。「けあらし」の語源は、留萌地方で生まれた方言だという説があります。

 

「けあらし」は、海上の気温と海水との温度差が大きくなったとき、海面から湯気のように立ち上ります。

ネットなどに、発生する条件は、気温がマイナス15℃前後まで下がって、風があまりない、快晴の日の早朝などと出ていますが、私の経験からすると、この条件でなくても「けあらし」は出ます。

曇りでも、雪でも出ます。強風でも出ます。ただ、晴れていると撮影しやすいだけです。朝じゃなくても、夕方も、昼間に出ることもあります。気温が氷点下まで下がらなくても水温が高ければ出るし、たまに秋にも発生します。発生の条件は、海水温と気温の差が大きくなることなんです。

撮影場所は留萌港、キーンとしばれる朝です。「けあらし」と朝日だけでは寂しいなと思っていると、良いところにカモメが飛んできました。

思わず、おはよう♪ありがとう♪と声をかけました。

この連載のすべての写真をご覧になりたい方はこちらから!

※エプソンフォトグランプリ2018(審査員/田沼武能、三好和義)において、佐藤圭さんの「クマタカの肖像」がネイチャー部門優秀賞を受賞しました。