撮影/佐藤圭
# 動物 # 癒し

雄大な雪山をバックに、春を待つエゾシカのハーレム

北海道から毎日お届け中!

立派な角はモテ雄の証拠

春には落ち角探しが密かな楽しみに

北海道日本海側の雪解けは、沿岸部から進みます。

沿岸部では、真冬の強い北西風によって雪が内陸に飛ばされるため、積雪が比較的少ないのです。

この時期、山はまだ雪に覆われていて餌を探しにくいのですが、沿岸部ではそろそろ草が顔を出します。

 

その草を食べに、エゾシカの群れが森から下りてきます。

雄は、写真のように縄張りの中にハーレムを作って生活しています。

繁殖期に入ったエゾシカの雄には立派な角が生えています。雄の角は、雌へのアピールの道具といわれていて、大きくて左右対称の角を持った雄がモテるみたいです。

写真真ん中に写っている雄も、さすがこれだけのハーレムの主、立派な角が生えています。

緑が生い茂る頃には、角は自然に落ちてしまいます。原野で落ちている鹿角を探すのが、春の密かな楽しみです。

この連載のすべての写真をご覧になりたい方はこちらから!

※エプソンフォトグランプリ2018(審査員/田沼武能、三好和義)において、佐藤圭さんの「クマタカの肖像」がネイチャー部門優秀賞を受賞しました。