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# 脳卒中

50代が増加中! 脳卒中になったら「救急車」は迷わず呼ぶべきワケ

受診までの「3.5時間」が分かれ目に

働き盛りの40~50代男性は要注意!

事故や災害など、禍はある日突然やってくるものだ。病気も然り。若く、元気で、風邪もほとんど引いたことがないという人が、思いもかけない病名を宣告されることがある。

とりわけ、働き盛りの40~50代男性は要注意だ。

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残業や出張など仕事が忙しく、多少体調が悪くても病院に行く余裕や時間がない。夜は接待や付き合いなどで、酒を飲む機会も多く、まともな運動など何年もしていない。

けれども、まだ若いし、多少のムリが効くカラダだと思っている。職場のストレスなどまったく感じないほうがおかしいし、これが当たり前と思ってやっていくしかない。とにかく、元気な自分は、病気などとは無縁の世界のはず……。

おそらく、こんな風に考えている方が大多数ではないだろうか?

ある朝突然、半身麻痺

2年前の冬の早朝、会社員の渡辺渉さん(仮名・51歳)は、異常なほどのどの渇きを感じて目が覚めた。

 

水を飲もうとベッドから立ち上がろうとしたが、左半身に力が入らず、そのままベッドの横に倒れ込んでしまった。

その音に驚いた妻が「何?あなた、どうしたのよ!」と駆け寄ってきたが、返事をしようにも言葉がうまく出てこない。

そのうち、大学生と中学生の娘たちも起きてきて、とりあえずベッドに寝かせてくれたが、妻と一緒に「お父さん、どうしちゃったの? どうするの?」「救急車呼んだほうが良いかな? でもこんな朝早くに近所迷惑だよね?」「タクシー呼ぶ? でも、どこの病院行ったらいいの?」…と、うろたえるばかり。

自分自身も、何が起きているのかワケがわからず、早く何とかしてくれと言いたいのだが、思うように口が動かず、しゃべることができない。

結局、20分ほどして救急車を呼び、救急病院に搬送された。