SDGsという目標が掲げられたことで、問題意識は世界中へ拡散! 各国でさまざまなプロジェクトが立ち上がり、賛同した市民が動き出しています。社会を変えるのは身の回りから。小さくも偉大な、その一歩を紹介します。

大学進学後の未来を示唆する、
ある青年のコーヒー事業

 

これまで先進国主導で行われてきたフェアトレードだが、〈アカ・アマ・コーヒー〉を立ち上げたのは、タイの少数民族アカ族の青年。村唯一の大学進学者として故郷に戻り、NGOの助成金を受けながら、麻畑だった土地でオーガニックコーヒーを栽培。地元の11家族を雇うだけの雇用を創出し、利益の一部は教育事業の支援に充てている。

アカ族の青年はNGOの助成金システムを活用。こうした例が、留学生の帰国後の未来を描きやすくする


この動きから見えてくるのは、一人の優秀な青年の帰郷で、村の経済状態がこれほど変わるのかということ。今、タイやラオスなどでは、奨学金で海外留学した若者たちが、母国で活躍する場がないために帰国しないケースが多く、国にとって大きな知的財産のロスとなっている。ひとつの成功例が現状を解決する糸口として注目されている。

Akha Ama Coffee:www.akhaama.com/


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Coordinate:Sachiko Kutsuke  Text:Yuka Uchida  Edit:Yuka Uchida