3月 6日 小惑星「東京」「日本」の発見(1900年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1900年当時、東京帝国大学星学科教授だった平山信(1867-1945年)は、麻布にあった東京天文台がこの日に撮影した天体写真から、未知の小惑星を2つ発見しました。

この発見は、3月14日付で、ドイツの科学誌『ASTRONOMISCHE NACHRICHTEN』に報告され、それぞれ「TOKIO」、「NIPPONIA」と命名されています。これは日本初の小惑星の発見でした。

平山は生涯を通して観測天文学の発展に貢献し、東京天文台を麻布から、より観測条件のよい三鷹へと移転させたことでも知られています(1924年)。この三鷹に移転した天文台が、現在の、大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台へと発展していくことになります。

【写真】平山信
  平山信(写真家の小川一真・編纂『東京帝国大学』所収の肖像)