2月28日 物理化学者ポーリングが生まれる(1901年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

量子力学を化学へと応用し、化学結合のしくみを解明した化学者ライナス・カール・ポーリング(Linus Carl Pauling、1901-1994年)が、1901年のこの日、アメリカのオレゴン州ポートランドに生まれました。

ポーリングは、X線電子回析による分子と結晶の構造決定、量子力学による化学結合の記述、イオン半径の決定、原子スペクトルの研究など、現代の物理化学の基礎となる重要な業績を数多く残しており、20世紀における最も重要な化学者の1人といわれています。

また、熱心な平和主義者としても知られ、1954年のノーベル化学賞に加えて、1962年には、原水爆禁止運動の世界的指導者としてノーベル平和賞も受賞しています。

これらはどちらも単独での受賞となっており、異なる分野で単独でノーベル賞を受賞したのは、現在までのところポーリングただ1人です。

【写真】ライナス・カール・ポーリング
  ライナス・カール・ポーリング photo by gettyimages