イケメン&美女揃い!フランス・ボルドーのワイナリーで出会った生産者たち

新生代の新しい風が吹くワイン生産地、フランス・ボルドー。高品質なワインを生むために最適な土壌から、自然を最大限に生かして作られるボルドーワインは、“ワインの女王” としても名高い存在。親から子へと受け継がれることの多いワイナリーでは、伝統の味わいにトレンドのエッセンスをプラスする若手生産者も多数。ワインを心から愛してやまない個性ある若手生産者をご紹介します。

弁護士からの転身!
家業を継ぐ女性生産者

【シャトー ラ ローズ】
メアリー・ベンジュルスさん

元弁護士という異色の経歴をもつメアリー・ベンジュルスさん。代々、女性が受け継ぐワイナリー「シャトー ラ ローズ」に生まれ、2015年に家業のワイン生産の道に進んだそう。「祖母や母の仕事を見ているうちに、弁護士以上にやりがいのある仕事だと感じたから転身したわ」と話すメアリーさん。

彼女の手がけるシャトー・カステル ラ ローズは、若い世代にも人気の果実味豊かな味わい。またメアリーさんが生産に参加してから、レストランとの提携で幅広い層に飲まれるようになったのだとか。彼女が提案したピンクが愛らしいローズ柄のラベルも、女性から高い支持を集めています。

Château La Rose(シャトー ラ ローズ)
http://www.ducourt.com/en/wines_and_brands/chateau-la-rose-saint-germain/

ビオディナミへの熱い想いに
情熱を注ぐイケメン親子

【シャトー・ロラン・ラ・ギャルド】
ブルーノさん&ギョームさん親子

父ブルーノ・マルタンさん(左)と、息子のギョーム・マルタンさん(右)。

ぶどう畑の環境を壊さないように考えられた地球に優しいこの生産方法を追求するのは、シャトー・ロラン・ラ・ギャルドのブルーノ・マルタンさん&ギョーム・マルタンさん親子。有機栽培のなかでも、太陽暦に合わせて畑のスケジュールを決めたり、牛の角や水晶の粉末などを土に混ぜたりするなど、化学薬品を排除し、自然の力を最大限に引き出すとされるビオディナミ。
 

ビオディナミの生産方法と概念に感化された父ブルーノさんが2007年に生産をスタートさせ、それを息子のギョームさんが協力する形で2012年にはBIO認証、2014年にはビオディナミ認証を取得。常に自然の力を引き出す方法を試行錯誤することで、ビオディナミの生産数を増やし続けています。

イケメンと評判の親子に会えるのも、ワイナリー見学の楽しみにしてみては?

Château Roland La Garde(シャトー・ローラン・ラ・ギャルド)
https://www.roland-la-garde.com/en/home/

希少な貴腐ワインを
手がける美人姉妹

【シャトー・シモン】
アンヌロールさん&ポーリーヌさん姉妹

心地良い酸味と口いっぱいに甘さの広がる貴腐ワインは、セミヨン種という白ぶどうで作られるもの。そこに霧の多いバルサック地区ならでは貴腐菌が付着して、ぎゅっと甘さが濃縮。

ボルドーのなかでも朝霧が漂う限られた地域でしか生産できない貴腐ワイン。デザートワインの代名詞でもある、甘くフルーティな味わいの貴腐ワインを生産するシャトー・シモンを経営するのは、姉のアンヌロールさんと妹のポーリーヌさん。今回撮影させていただいたのは妹のポーリーヌさん。バルサック地区で祖母がスタートさせたシャトーは、当時では女性経営者が珍しい存在だったとか。
 

シャトーを訪れると、テイスティングはもちろん、リバークルーズで訪れたゲストにランチ会を開催するなど、アットホームなおもてなしが受けられるのも楽しみのひとつ。

Château Simon(シャトー・シモン)
http://www.earlewines.com/producers/chateau-simon/

パイロット兼ワイン生産者!?
楽しさを追求するボルドーの異端児

【シャトー・ヴェヌス】
ベルトラン・アマールさん

ともに実家がシャトーという若い夫婦が、自分のワイナリーを持ちたいという夢を叶えて誕生した、シャトー・ヴェヌス。27歳で畑を購入し、自分たちの手で少しずつシャトーを作り上げてきたベルトラン・アマールさんは、ジェット機のパイロット免許を有する好奇心旺盛な性格。
 

パイロットの資格を活かし、ワイナリーを訪れた観光客に向けて、空中からぶどう畑を一望するツアーも用意。どこまでも続く雄大なぶどう畑を上空から見渡せば、感動すること間違いなし!

Château Vénus(シャトー・ヴェヌス)
https://www.chateauvenus.com

オーガニックやブレンド講座など
新たな試みをスタートさせる挑戦者

【シャトー・パルメイ】
ピエール・カズヌーヴさん

代々受け継がれるファミリービジネスのワイナリー、シャトー・パルメイ。ここを受け継ぐピエール・カズヌーヴさんは、3年前からオーガニックでの生産に挑戦するなど、意欲的に新たな試みを行っています。
 

 

なかでも注目は、ボルドーのぶどう品種を使ったアッサンブラージュ(ブレンディング)講習。ボルドーワインは、ぶどう品種をいくつかブレンドすることも特徴のひとつとして知られています。この文化をワイナリー見学に来た人たちにも体験してもらいたいという思いからワークショップをスタート。メルローやカベルネ・ソーヴィニヨンなど、ぶどうの単一品種ワインを3品種選んで自ら調合しテイスティング。アッサンブラージュにより生まれるバランスのとれたしなやかな味わいに、きっと驚くはずです。

Château Paloumey(シャトー・パルメイ)
https://www.chateaupaloumey.com/fr/

 
ボルドーを訪れたら、個性豊かな若手生産者の熱意が感じられるシャトーに足をのばしてみて。

 
Photos:Akiko Fukuchi Coordination:Noriko Toki Special Thanks:Sopexa

▼こちらの記事もチェック!