いま兵庫で味わうべき、生産者の顔が見える日本酒&岩茶【ローカルと歩く】

初めての土地へのショートトリップ。限られた時間の中で、楽しく効率よく回りたい。そんな時、情報収集はローカル(地元住民)に聞くのがいちばん確実。今回、兵庫県を案内していただいたのは、セレクトショップ「archipelago」店主の小菅庸喜さん。

黒豆や栗、松茸など、美味しい特産物が豊富で、四季折々の魅力あふれる篠山市を中心に、神戸市内からドライブするにはちょうどいい加西市、三木市、芦屋市を巡りながら、文化的な兵庫を堪能できるスポットを紹介します。

酒米農家が発信する
日本酒コンセプトショップ

ten

日本酒の作り手と呑み手をつなぐ、コンセプトショップ。代表の名古屋敦さんは酒米農家に生まれ、山田錦を生産する父親を手伝う中で、酒米農家と酒蔵が直接タッグを組む新しい酒づくりのスタイルを確立。
 

純米大吟醸SEN ¥4104、純米SEN ¥2160(ともに720mL)。

一つの田んぼで採れる酒米だけでつくる日本酒「SEN」を誕生させた。酒蔵だけでなく、原材料を作る農家の顔まで見えるまっすぐな日本酒が今、注目を浴びている。
 

窓の外に、絵画のように美しく広がる田んぼの酒米でSENは作られる。

ten(テン)
兵庫県加西市山下町2349-29
☎0790-20-6376
営業時間:13:00~18:00
定休日:日・月・火・水
http://sen-nihonshu.jp

 

レトロな武家屋敷で楽しむ
岩茶の専門店

岩茶房 丹波 ことり

国内でも珍しい “岩茶” の専門店。烏龍茶の最高峰といわれる岩茶は、中国福建省の武夷山に自然育成する希少な茶。伝統的な製茶法を用いて作られ、安心安全な茶としても有名。
 

岩茶は約15種類。冬は体を温める鉄羅漢(てつらかん)¥2000がおすすめ。味や香りの変化を5~6煎楽しめる。

岩茶房 丹波ことりでは、年に一度現地に赴いて生産者に会い、ていねいな仕入れを続けている。点心や菓子もすべて自家製。丹波の陶工・柴田雅章さんの器で提供される。茶葉や菓子は通信販売も可。
 

岩茶房 丹波 ことり
兵庫県篠山市西新町18
☎079-556-5630
営業時間:11:00~18:00
定休日:水・木
http://kotori-gancha.com

PROFILE

小菅庸喜 Nobuyuki Kosuge
「archipelago」店主。埼玉県出身。京都や大阪での生活を経て、2015年に篠山市へ家族で移住。

 
※本記事内の価格は、すべて税込み価格です。
●情報は、2018年12月現在のものです。
Photo:Aiko Shibata Text:Lisa Nagamine