2月26日 物理学者アラゴが生まれる(1786年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1786年のこの日、光学・電磁気学の発展に貢献した数学者・物理学者フランソワ・ジャン・ドミニク・アラゴ(François Jean Dominique Arago[仏]、 1786-1853年)が、フランス南部の小村エスタジェルに生まれました。

パリのエコール・ポリテクニクで学んだアラゴは、物理学者のジャン=バティスト・ビオ(Jean-Baptiste Biot[仏]、1774-1862年。ビオ=サバールの法則で知られる)とともに子午線測量に従事し、その業績から23歳の若さでエコール・ポリテクニクの教授に選ばれます。

そしてオーギュスタン・ジャン・フレネル(Augustin Jean Fresnel、1788-1827年)とともに行った研究で、1816年に光の波動説を確立。

さらに電流による鉄の磁化の実験、電磁誘導の先駆的研究など、光学・電磁気学の分野でたくさんの業績を残しました。

また、政治家として科学技術振興などにも取り組み、フランス2月革命の際には、臨時政府の首相を務めたこともあるそうです。

科学者が政治家として活躍するというのは、あまり日本では想像できませんが、科学知識が社会でより必要とされている現在こそ、そういう人が必要とされているのかもしれません。

【写真】フランソワ・アラゴーの肖像
  フランソワ・アラゴ photo by gettyimages