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【首都圏】5年・10年後に「大化け」する駅ランキングを発表!

都心で便利なのに「割安な駅」が狙い目

いまはまだ「割安」

せっかく高いお金を払ってマンションを買うのだから、住み心地がいいだけではなく、将来の売却が有利になる資産価値の高い場所で手に入れたいものである。

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とはいえ、六本木、広尾といった一等地であれば資産価値を維持できそうだが、相場が高すぎて簡単には手が出せない。そこで注目したいのが、都心の利便性の高い場所にありながら、人気の点でやや取り残され、相場価格が安いエリア。5年後、10年後には大化けする可能性があるのだ。

そこで参考にしたいのが、民間調査機関の東京カンテイが発表したあるデータ。これは、10年前にマンションが分譲された駅で、現在も中古マンションとしての取引が活発な駅について、分譲時価格と現在の中古マンション取引価格を比較して、リセールバリュー(再販売時の価値)を算出したものだ。

たとえば、10年前の分譲時の3.3㎡当たりの坪単価が200万円で、現在の中古マンションとしての取引価格が150万円であれば、リセールバリューは「150万円÷200万円=0.75」で、75%ということになる。

分譲時価格が200万円で、現在の取引価格が250万円であれば、「250万円÷200万円=1.25」だから、リセールバリューは125%だ。

このリセールバリューの数値が大きいほど、資産価値の上昇が期待できるエリアということができる。

 

10年間で1.5倍に上がった駅と0.5倍に下がった駅

東京カンテイの『中古マンションのリセールバリュー&賃料維持率2017』によると、首都圏で10年前の分譲価格と現在の中古マンションとしての取引価格の比較が可能なのは683駅。そのうち最もリセールバリューが高かった駅は155.2%で、最も低かったのは50.1%だった。

つまり、一番資産価値が高まった駅でマンションを買っておけば、10年間で資産価値が1.5倍になったのに対して、リセールバリューが最悪の駅で買ってしまった場合には、10年間で資産価値は2分の1まで落ちてしまったことになる。1.5倍になるのか、半値まで下がるのか、まさに天国と地獄だ。

いうまでもなく天国を手に入れたいところだが、首都圏683駅のうち、リセールバリューが100%を超えたのは154駅で、その割合は22.5%に過ぎない。運良く購入後に資産価値が上がるのは2割強で、大半は下がるのが現実。それだけに、資産価値が上がりそうな駅をしっかりとチェックしておきたいところだ。