レオパレス21の「株価」はさらに下がるのか、反発はあるのか…?

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

海外投資家たちの「失望」

実際、レオパレスの株価は、発表翌日の2月8日からストップ安まで売り込まれる暴落相場に突入。これまでは500円台で推移していた株価は、2月12日には300円台、同13日には200円台と急落下していった。

その後も株価は下げ止まらず、2月15日には224円の終値をつけて、1週間で株価が半値近くになる大暴落相場と化しているのだ。

 

もともとレオパレス株は手厚い株主還元策を打ち出すことで海外投資家から人気の高い銘柄だったが、今回の一件を受けてこれまで未定としていた期末配当を「無配=0円」にすることを決定。一方、「経営陣の責任については取締役の報酬を半年間20~30%減額するという中途半端な内容だった。同社の経営陣がどこまで膿が出し切るつもりなのかかが不透明」(前出・アナリスト)との不信感もあって、失望売りが加速しているかたちである。

個人投資家のあいだでは値動きの大きくなってきたレオパレス株で「ひと儲け」を狙う動きも出ているが、反発を期待する声はほとんど聞こえてこない。ある大手証券会社もこれまで「買い」としていたレーティングを「アンダーパフォーム」まで大きく引き下げたばかりだ。

「レオパレスの株価はすでに大幅下落していますが、戻りを狙う動きは少ない。しばらくは上値の重い展開が続きそうです」(前出・藤本氏)

実際、『Phantom株価予報AIエンジン』が予想するレオパレスの株価も下落相場を示した。

レオパレス21とは対照的に「株価急反発」のあの会社

そんなレオパレス21とは対照的に、今週の『Phantom株価予報AIエンジン』が上昇相場を予想しているのが博報堂DYホールディングス (2433)である。

博報堂DYホールディングは電通に次ぐ国内広告代理店2位で、博報堂、大広、読売広告社の3社が経営統合した持株会社だが、いま業績が絶好調なのである。

前出・藤本氏が言う。

「2月8日に発表した第3四半期決算では、連結経常利益が前年同期比36%増で着地したばかりです。広告代理店業界は働き方改革で業界慣習であった長時間労働ができなくなったため、同社では人員を増員しているうえ、RPA(業務自動化)導入で対応もしている。株価はすでに急反発しており、しばらく上昇相場が期待できそうです」

つまり、レオパレスとは対照的に株価反発の好局面に入ってきたというわけだ。