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レオパレス21の「株価」はさらに下がるのか、反発はあるのか…?

今週の「AI株価予報」で読む

レオパレスの問題は「まだこれから」

ここのところの日本株は昨年末以来の2万1000円台を回復したと思ったら、すぐにまた2万1000円を割り込むなど、このボーダーを挟んで不安定な動きを続けている。

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1月末から続いていた決算シーズンが一段落したいま、むしろ少しの材料で大きく株価が動きやすくなるなどマーケットの不透明感は増している。そうした日本株市場にあって、ズバリ的中率80%を超える『Phantom株価予報AIエンジン』(財産ネット社開発・運営、詳細はhttps://phantom-ai.com/)が導き出した「今週の注目銘柄」を紹介しよう。

まず、今週の『Phantom株価予報AIエンジン』がピックアップした大本命銘柄はレオパレス21(8848)である。

 

レオパレス21は賃貸アパート大手として知られるが、現在は「施工不良問題」で経営が大きく揺らいでいる最中にある。同社では昨年5月に施工不良物件があることが発覚。その後、全国でたてた建物の調査を進めていたところ、2月7日、新たに建築基準法違反の疑いのある物件が合計1324棟あったという衝撃の結果を公表したのだ。

財産ネット企業調査部長の藤本誠之氏が言う。

「レオパレスの施工不良問題については、もともとはテレビ東京系『ガイアの夜明け』が一昨年から追及していたことがきっかけ。それが次々に新事実が明らかになるなかで、問題が拡大している形です」

さっそく、この問題はレオパレスの経営を直撃している。

今回、レオパレスの施工不良物件の中には防火性を満たさない可能性のある物件も見つかっていることから、住民には住み替えを求める方針。また、該当物件では補修工事などを順次行う。そのため、レオパレスではこうした住民の住み替え費用や建物の補修費用などの負担が発生。今年度の連結最終損益は380億~400億円もの巨額赤字に転落すると見込まれているのだ。

「レオパレスの全棟調査はまだ終わっておらず、まだ調査の残っている物件がある。仮にここから新たに施工不良物件が出れば、さらにその分費用が膨れ上がっていくわけです。

レオパレスの昨年12月末時点の現預金は約893億円なので、すぐに経営危機に直結するわけではないが、予断を許さない状況になってきた」(アナリスト)

レオパレスの物件を社宅利用などする法人顧客の利用停止が始まっているとも報じられ、さっそく「レオパレス離れ」が加速している。

こうした状況を受けて、レオパレスの株価もまた壊滅的な局面に直面している。