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35歳、出版社勤務女子、年収1000万円なのに貯蓄ができないワケ

年収が高くても貯まらないワナ
高山 一恵 プロフィール

意識高い系女子にありがち!過剰な自分磨き

さらに、R子さんの支出を見てみると、洋服代やバッグ代、エステ代にコスメ代などの身なりを整えるための買い物や自分磨き代に毎月15万円程度使っていました。「女性向けのウェブメディアを運営しているのだから、まず、自分がおしゃれじゃなきゃ!」と自分に言い訳をしては、買い物三昧をしていたそう。

自分磨きに精を出すのは素晴らしいのですが、改めて「見える化」してみると、毎月15万円は使いすぎですね…。

〔photo〕iStock

また、高年収女子の共通点として向上心が高いことも挙げられますが、この向上心が高いことが裏目にでることも。

R子さんも例にもれず、資格取得、ロジカルシンキング力、コミュニケーション力などの向上、人脈を広げるための交流会やセミナーへの参加に積極的にお金を費やしています。もちろん、自分に投資すること自体は問題ありません。問題なのは、リターンを考えずお金をかけていることです。R子さん曰く、「講座を申し込んで受講料も支払ったのに仕事が忙しくて行けなかったというパターンは結構ありますね…」とのこと。

自己投資は時間と費用対効果を考えて行う必要があります。今は必要ないが、将来必要になるかもしれないと、後先考えずにお金をかけている人は、一度棚卸しが必要でしょう。

ちなみに、日常忙しいR子さんは、時間節約とばかりに、徒歩15分程度の距離でも気軽にタクシーに乗ってしまうそうですが、タクシー代も毎月3万円以上にのぼっていました…。

 

家計改善のコツは「予算化」にあり!

R子さんのように、収入が高く、家計に余裕があり、かつ忙しい人の場合、日常生活全般の支出費目が高めだったり、自分磨き費用がかさんでいたり、タクシー代がかさんでいたりする人は少なくありません。では、このようなケースの場合、家計を改善するためにはどうしたらよいのでしょうか?

先ほどお話しした通り、まずは現状を明らかにすることが大切なので、支出の分析をすること。3カ月続けてみると、自分のお金の使い方の傾向が把握できるようになります。

お金の使い方が把握できたところで、次にやるのは「予算化」です。食費は月に5万円、美容費は月に3万円、セミナー代は月に2万円という具合に、すべての費目について予算化します。予算の範囲内で生活できれば、家計も黒字、無駄遣いを防ぐこともできます。