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# 貯金

35歳、出版社勤務女子、年収1000万円なのに貯蓄ができないワケ

年収が高くても貯まらないワナ

筆者のところには、30代にして年収1000万円以上を稼ぐ高年収女子がマネー相談にやってくるケースは少なくありません。

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年収1000万円以上といえば、資産運用の相談にでも来たのかなと思っていると、とんでもない! 実は、「それなりに稼いでいて、特に無駄遣いしていないのにお金が貯まらないんです…」というお悩みが多いのです。

そこで、今回は、35歳、年収1000万円なのに貯蓄が100万円という出版社に勤務するR子さんのケースをとりあげ、高年収なのに、なぜ、貯まらないのか、その理由を見ていきましょう。

 

日常のすべての買い物がワンランク上!

R子さんは、某大手出版社に勤務する35歳の独身女性。イマドキファッションに身を包み、まるで女性誌から抜けでてきたような風貌をしているR子さんは、おしゃれに感度が高い女性向けウェブメディアを担当しているそうです。

容姿が美しいだけではなく、仕事もできるR子さんは、年収1000万円以上を稼ぐ高年収女子でもあります。一見、何のお悩みもないように見えますが、友人の紹介で筆者のところに相談にいらしたR子さんは、開口一番、「そんなに無駄遣いをしてないんですけど、なぜかお金が貯まらないんです…。35歳になったのに貯蓄が100万円ってやばいですよね…」とのこと。

年収1000万円なのに貯蓄が100万円とは驚きでしたが、事情を聞いてみると、
仕事も激務で、もともとお金には無頓着ということもあり、何も考えずにお金を使ってしまうとのこと。新卒で出版社に入社して以来、同世代の女性よりも高い年収をキープし続けてきたようですが、35歳になるまでほとんど貯蓄できずにきてしまったようです。

貯蓄ができない原因を探るために、まずは、支出を書き出してもらうところからスタートしました。

実際に書き出してみると、日常生活のどの費目も高めということが判明!

例えば、日常の洋服で言えば、ユニクロや無印、ネットショップなどではなく、ユナイテッドアローズやブランド物、スーパーで言えば、イオンや西友などではなく、成城石井や紀ノ国屋、カフェで言えば、ドトールやファーストフード店のコーヒーではなく、スターバックスやタリーズなどのコーヒーなどです。

また、高年収の人に多いパターンとして、住居費用も高めの傾向があります。激務のR子さんは、都内、駅近、人気エリアのマンションに居住。広さも55平米程度と1人で暮らすには十分な広さで、家賃は20万円程度です。毎月の手取り金額は、50万円程度はありますが、そのうちの40%は家賃で消えてしまっているというわけです。