2月22日 吉野ヶ里遺跡で大規模な環濠集落を発見(1989年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

吉野ヶ里遺跡は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町と神埼市にまたがる、弥生前期~後期の遺跡です。

1989年のこの日、吉野ヶ里遺跡の周囲に約2.5キロメートルに達する深い外濠がめぐらされ、内濠(南北150メートル、東西100メートル)や城柵にあたる土塁、物見櫓と推定される建物などが存在していたことが確認されました。

【写真】国営吉野ヶ里歴史公園
  吉野ヶ里遺跡。現在は国営吉野ヶ里歴史公園となっている photo by gettyimages

巴形銅器(青銅製の装飾品)などの鋳型、銅剣、ガラス製管玉、鏡などが出土し、『魏志倭人伝』の記述とよく合致することから、邪馬台国に関係する遺跡ではないかという説もあるそうです。

近年、このような遺跡の調査で注目されているのが、「放射性炭素年代測定」とよばれる科学的な年代の測定法です。じつはこの測定法、日本の湖の底で発見されたあるものがカギになっているのだとか……、詳しくは下記のおすすめ関連書籍をどうぞ。

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福井県の水月湖に堆積する「年縞」は、何万年も前の出来事を年輪のように1年刻みで記録し、現在、年代測定の世界標準になっています。その年縞が明らかにした、激変する気候の歴史に迫ります。