「ゴミ清掃芸人」が、夫婦で漫画を描いてまで伝えたかったこと

『ゴミ清掃員の日常』の1話を無料公開
コミックDAYS プロフィール

ゴミ清掃員と芸人、両方あるからできること

――マシンガンズの漫才ではがなるような激しいしゃべり方をしていたイメージがありますが、今はネタのときはどうなんですか?

滝沢:一応、心なしかちょっと丁寧な感じにはなっていますね。「聞きやすくなった」と言われることはあるけど「持ち味がなくなった」とは言われていないので、あのしゃべり方が仕事の幅を狭めていた可能性は大いにありますね(笑)。

――滝沢さんがゴミ清掃芸人としてこれからもっと売れっ子になってしまったら、忙しすぎてゴミ清掃の仕事を辞めてしまうという可能性もあるんでしょうか?

滝沢:辞めないですよ! そんな不安定な世界にいたくないですから(笑)。今は本当にお笑いの方がアルバイトみたいな感じなので。芸人としてここからのし上がっていこうとか、あんまりそういうのはないですね。僕がテレビに出たりすることで、皆さんがゴミの出し方とかに気を付けてくれるようになったらそれが一番いいです。

――ただ、芸人として活動していて、ゴミ清掃員として正式に就職したとなると「芸人を捨てたのか」と思われがちですよね。

滝沢:でも、両方あってのことですからね。ゴミ清掃だけをやっていてツイッターで発信してもこれだけ広がらなかっただろうし。芸人っていうのがあるから、みんながゴミに対して興味を持ってくれたりするので。両方とも必要不可欠だから、どっちかに絞るっていうことはないです。基本はゴミ清掃だとしても、たまにテレビとかに出させてもらうと、ゴミ清掃に行ったときに周りがチヤホヤしてくれるんです。これが気持ちいいんですよ(笑)。

――最後にうかがいたいんですが、この漫画はどういう人に読んでもらいたいですか?

滝沢:まず、お世話になっている先輩として有吉(弘行)さんには読んでほしいですね。あと、活字の本が苦手だっていう人も、漫画だったら読めるんじゃないかなと思うんです。やっぱりゴミ清掃の世界は楽しいと思うので、今までそれを知らなかった人たちに読んでもらいたいですね。

(取材・文/ラリー遠田)

(現代ビジネスでも連載開始! 第一話はこちらから→https://comic-days.com/episode/10834108156641762517