写真提供/筆者(右端)
# イベント

「イベントブーム」に乗って勘違いした人の残念な結末

成功するカリスマPの㊙ノウハウ公開!

やるほど逆効果になる「残念なイベント」

新商品の販売促進としてイベントが実施されることがよくあります。その商品を知ってもらい、ファンになってもらうことを目指したほうがいいはずです。ファンになってくれれば、継続的に購入し、使ったり食べたりしてもらえる可能性が高くなるわけですから。

ところが、現実にはそれとは真逆の結果になるようなイベントを、大きな予算をかけてやっているケースが多いのです。

広告代理店やPR会社が仕切って見栄えは派手。しかし現場はことごとく代理的で、広告的です。広告的とはつまり、情報が主催者側から一方的に降りてきて、参加者はそれを受け取るだけ。チラシがポストに入っているのと同じです。

 

これでは、1回目はおもしろくても、また行こうという気持ちはなかなか湧いてきません。コミュニケーションのように、双方向かつ、能動的な体験が足りないのです。

筆者(右端)が仕掛けた双方向・能動的体験型の「はなまるうどん」イベントの一コマ

しかし、多くの企業や団体は、そういった販促イベントの場に、ずっとお金や商品を協賛し続けてきました。一方通行の広告的手法に効果がないどころか、場合によっては逆効果になる場合すらあることがわかっていないのです。

SNS時代の到来で、つまらないイベントに対して、人々は素直に「つまらない」と発信できるようになりました。今までは確認しようのなかった「声なき声」が簡単に可視化されるようになり、それは当然、クライアントの目にも簡単にとまるようになりました。

イベントに参加する側の意識が可視化された現代では、参加者の満足度がイベントの成否を左右します。たとえ会場が満席に見えても、参加者の多くが不満を抱えたまま帰っていったら、会場のなんとなく白々しい空気はSNSを通して世の中に拡散し、大失敗のイベントになりうるのです。