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# 貯金

100万円貯金ができない人たちの「3つの誤解」

家計簿をつけようとしている人は要注意

100万円、1000万円という額を「貯蓄目標」として掲げる人は少なくありません。

日々コツコツ節約しているだけではなかなか到達しない額ですが、意外なことに普通に生活をしている人が、ちょっとした工夫で貯めているのです。『なぜか簡単に1000万円「貯まる人」たちの、ある意外な共通点』という記事ではお金が貯まる人、貯まらない人の意識の違いについてお話しました。今回は、お金が貯まらない人がハマりがちな3つの誤解を紹介します。

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「貯まる人は家計簿をつけなくてはダメ」という誤解

相談に来られる方の多くが「お金を貯めたければ家計簿をつけなくてはダメ」と思い込んでいるようですが、じつはこれがひとつめの大きな誤解です。

もちろん、家計簿をきちんとつけて、ムダな支出を省くのは大切なことです。しかし、時間に追われて忙しい日々を過ごしている人の中には、家計簿をつけること自体にストレスを感じている人がいるのも事実。

都内に住む派遣社員のAさん(36歳女性)は、家計簿に何度トライしても1か月と続いたことがありません。始めはこまめにつけるもののだんだんと家計簿をつける頻度が減っていき、未処理のレシートは山のように積み上がり……次第におっくうになってしまいました。

また、自販機で買った飲み物代や、駅の売店で電子マネー精算した買い物などはレシートがないため、正確な支出額がわからないこともストレスに。結局3日坊主で終わってしまいます。そして、「家計簿をつけられない自分=お金を貯められないダメな自分」と思い込んでしまっていました。

 

お金を上手に貯めている人を見ると、家計簿よりも「貯金簿(資産簿)」をつけている人が多いように思います。貯金簿という言葉は耳慣れないかもしれませんが、最低年に2回、現在の資産残高を洗い出して、記録することです。

つけていくことで、どのくらい資産が増えたのか減ったのか定点観測ができます。資産が減っていれば、このままの家計状況では成り立っていないことを示唆していますし、資産が増えていれば、今後も貯めていくモチベーションが上がります。

大事なのは、家計の流れ全体を捉える「鳥の目」を持つこと。日々の家計の細かいところに目を向けるのも大切ですが、細かな管理が苦手な人は全体の動きをつかんでみましょう。