# 金銭教育

私がAmazonやメルカリを使って子供に「マネー教育」をする理由

タブー視する日本はおかしい
チヒロ プロフィール

旅行は「為替」を学ぶチャンス

さらにワンステップ上げるなら、おカネは「円」だけではないことを教えてみましょう。

海外旅行は、絶好のチャンス。アメリカはUSドル、オーストラリアはAUドル、中国は元、フランスはユーロ……、それぞれの国が別々のおカネを使っているということ自体が、子供にとっては新鮮です。

為替の面白いところは、日々変動することです。1~2週間の旅行中には大幅に動きませんが、1年後、2年後にまた同じ国に行けば、為替が変わったことに気付きます。今は1USドル=約110円ですが、来年は1USドル=80円になっているかもしれないし、1USドル=130円になっているかもしれない。今100円で買える物でも、ずっと100円では買えないということが体感できます。

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とはいえ、旅行は毎回同じ場所に行くとは限らないし、そんなに頻繁には行けないですよね。そのため、中国に支社を持つクララオンラインの社長・家本賢太郎氏は、日々のお小遣いでこれを実践しているそう。家本氏は小学生のお子さんへの毎月のお小遣いを、USドルで渡しています。そして、お子さんがお小遣いを換金したいと言ったタイミングで日本円に変えてあげるそうです。

自分がお小遣いを使いたいタイミングが、必ずしも円安のタイミングばかりではありません。毎回換金する度に今回は多いか少ないか、子供は覚えていきます。そして、使いたいタイミングではなく、為替の値動きを読んで、換金する癖を付ける。たくさんの国との取引がある家本氏は「為替は子供の頃から身につけさせるべき」と言います。

 

日本では小さい頃からおカネのことを考えさせるのを、良しとしない人もいます。しかし、幼少期から金銭感覚を学ばせることは必ずしも悪いことではないと思うのです。子供とおカネについて話すチャンスは、たくさん転がっています。ぜひ、日頃からおカネについての意思決定をする当事者意識を持たせてみてはいかがでしょうか。

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