これだけは知っておきたい、5月「超大型10連休の基礎知識」

どこが休んでどこが休まない?
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葬儀は延期できるのか

すでに退職した人のなかには、わざわざ混み合う時期に出かけたくないよという向きも多かろう。そんなことよりも、10日間も休みがあることで日常生活に支障が出ないか気になるはずだ。

連休中、どこが休みで、どこが休みではないのか。

銀行は、基本的に10連休中の窓口業務は休業だ。

「窓口業務は休業とさせていただきますが、ATMは通常の土日祝日同様にご利用することができます。休止日を設ける予定もありません」(三菱UFJ銀行広報担当者)

「ATMはご利用できますが、連休の前後は窓口が混雑すると予想されるので気をつけてほしい」(三井住友銀行広報部)

ちなみに、郵便局の中に設置されている、ゆうちょ銀行のATMについては、4月28日から5月6日までは休みとなる予定だ。

 

高齢者にとって深刻な問題は医療機関の休診だ。多くの病院が日曜日や祝日は休診日となっている。その場合、4月27日の次に受診できるのは5月7日だ。

9日間も診療を受けられないのは不安になる。それに、連休前後の病院は大混雑することが予想される。普段から服用している薬があれば、早めに取りに行くに越したことはない。

もっとも、大きな病院ならば、連休中でも診療している場合もある。一日2100人を超える外来患者を診療する獨協医科大学病院の担当者はこう回答する。

「4月27日、30日、5月1日、2日は通常通り外来診療で対応しています。ただし、残りの6日間は救急外来のみとなるのでご注意ください」

東京大学医学部附属病院も、4月30日と5月2日は外来診療を行う予定だ。

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デイケアセンターのような高齢者向け福祉施設はどうか?

「利用者の方と相談して、どれだけ需要があるのか判断した上で検討します」(武蔵野市立高齢者総合センター担当者)

「休まず営業します」(ふくいんヘルパーステーション木曽山崎担当者)と、施設によって異なる。普段、利用している施設の営業を早めに確認しておきたい。

縁起でもない話だが、もしも、連休中に身内が亡くなったとしたら、火葬場や葬儀会社はやっているのだろうか。答えはイエスだ。友引を除けば、基本的にいつでも葬儀を行うことができる。

ただ、連休の最中、しかも改元の祝賀ムードのなかで、弔問に来てもらうのは気が引ける。そもそも旅行などで連絡がつかない人も多いだろう。その場合、休みが明けるまで式を延期できるのか。

「ご遺体を安置する保管施設があるので1週間は大丈夫です。特別な処置を施せば、最長で半月は葬儀を延ばすことも可能です」(葬儀社の帝都典礼担当者)

本誌がたびたび報じてきたように、葬儀を終えた後はさまざまな手続きが待っている。そんなとき、届けを出す役所が閉まっていれば困ってしまう。

原則として、婚姻届や出生届と同じく死亡届などの戸籍関連の届け書は24時間365日いつでも提出はできるので問題はない。ただし、それ以外の手続きとなると市区町村によって窓口が開く日は異なる。

例えば、さいたま市(4月27日)や横浜市(4月28日)など、1日だけ休日窓口を開けている役所もある。

開庁となる日に大混雑する可能性があるので、役所がらみの用件は余裕をもって動いておいたほうがよい。なお、家庭ごみなどの収集・処理については基本的にどの市区町村も通常通りの対応を取る。

普段は土曜日も開いているような小中学校の多くも10連休になる。ただ、大学では、授業時数を合わせるために、連休初日と最終日に通常授業を実施するところが多いとわかった。

新聞は連休中も発行しているのか、朝日新聞社と読売新聞社に問い合わせてみた。両社とも、休まず朝刊は発行するが、休み明けの5月7日は休刊日だという。夕刊に関しては、10連休のうち、4月27日の土曜日以外は発行しない予定だ。

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