これだけは知っておきたい、5月「超大型10連休の基礎知識」

どこが休んでどこが休まない?
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どこへ行くにもバカ高い

航空料金も、ハネ上がること間違いなしだ。ある格安航空券の検索サイトを調べてみよう。連休を丸々つかってハワイで過ごしたいとする。

チケットを取ろうと、往路便を連休初日の4月27日に、復路便を連休最終日直前の5月5日に設定した場合、羽田――ハワイ・ホノルル往復航空券(直行便)が、最低でも36万円を超える結果が出る。それよりも安い料金で行こうとすると、中国やフィリピンで乗り継がなければならないのだ。

鉄道業界でも連休を見据えた対策を用意している。

「新幹線の予約は1ヵ月前から始まるので、まだ状況を把握できていません。ただ、乗客数の増加は見込んでいます。対策として、JR全体で前年比104%の増便を計画しています」(JR東海広報担当者)

 

せっかくホテルや飛行機が取れたとしても、観光地が混雑していれば存分に楽しめない。もちろん、東京であっても冒頭のような騒ぎが起こりえるので油断はできない。人に揉まれずゆっくりと過ごすには、どこで過ごしたらいいのだろうか。

国内で人が集まりそうな場所はどこか、JTBの広報担当者が語る。

「10連休についての旅行先ランキングでは、1位が沖縄で2位が東京を含む関東、3位が北海道となります。また、連休中には、伊勢神宮を訪ねるツアーを行う予定です。高齢者の方を中心に人気が出ると考えています」

JTBをはじめ、各旅行会社は、改元にあやかった様々なイベントを設置して需要増を見込んでいる。伊勢などは、まさに格好の目的地だ。

「我々の間では、皇太子殿下が4月中に参拝されるとみています。そうした皇族の方々の動きも気にして、4月の早い段階から観光客が増えるでしょう」(伊勢旅館組合の塩崎元宏組合長)

昨年から何度も耳にした「平成最後の○○」という言葉も、連休では逆に「新元号最初の○○」が注目されるはず。たとえば、「最初のご来光」。富士山から、新元号の初日の出を眺めようと、普段は登山などしない人も、こぞって山頂に集まるはずだ。

「改元という一大行事もある上に、途中で平日も入らない10連休です。例年では考えられないほどの人が訪れるのではないかと考えております」(山梨県観光協会担当者)

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では、どこが「穴場スポット」になるのか。

「現段階(1月22日)では、中国・四国地区や九州地区は予約率が低い状況となっております」(アパホテル広報担当者)

「交通機関で意外と混まないのが上越新幹線と九州新幹線です。どちらも、正月やお盆でも乗車率が100%を超えることが少ない。

たとえば新潟県十日町市は、清流を見て散策するのも楽しいですし、この時期は田植えのシーズンで青々とした苗が広がる景色は美しいです。

また東日本の方が九州まで行くのは大変ですが、九州内の移動は比較的楽なので、考えてみてはいかがでしょうか」(前出・村田和子氏)

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