2月 9日 ハレー彗星、76年ぶりの最接近(1986年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1986年のこの日、約76年周期で地球に近づくハレー彗星が、1910年以来となる最接近を迎えました。

ハレー彗星は古くから人類に目撃されていた大彗星で、最古の記録は紀元前240年の『史記』「秦始皇本紀」に遡るとされています。

ハレー彗星が周期的に地球に接近していることを発見したのは、イギリスの天文学者エドモンド・ハレー(Edmond Halley、1656-1742年)で、1682年に現れた彗星が、1607年と1531年に現れた彗星と同じものであることを突き止めました。さらに、1705年には、天体力学の計算から、1757年にまたこの彗星がやってくることを予言しています。

【写真】エドモンド・ハレーの肖像画
  エドモンド・ハレー photo by gettyimages

ハレーはこの予言の年を待たずに、1742年に亡くなりましたが、ほぼ予言どおりの1759年に彗星が現れたことで、この彗星はハレー彗星と呼ばれるようになったそうです。

【写真】オーストラリアで観測されたハレー彗星
  1986年にオーストラリアで観測されたハレー彗星 photo by gettyimages