撮影/佐藤圭
# 癒し # 動物

どうしても笑ってるように見えちゃう貯食中のエゾナキウサギ

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笑っちゃうくらい旨いね、この葉っぱ

越冬のための保存食を溜め込んでます

ナキウサギは、マンモスが跋扈していた氷河期からいる「生きた化石」といってもいいほ乳類で、外見はハムスターに似ていますが、ウサギです。その証拠に急いでいるときはぴょんぴょん跳ねて移動します。

エゾナキウサギは、日本では北海道だけに棲むウサギです。シベリアやサハリンなどに棲むキタナキウサギの亜種で、日本列島がユーラシア大陸から分かれたとき、取り残されちゃったらしいです。

 

氷河期から生き延びた動物で、故郷はシベリアだからでしょうか、暑さに弱く、夏でも涼しい北海道でも特に涼しい、高山植物しか生えないような山で暮らしています。

エゾナキウサギは北海道だけに棲む動物なので、北海道観光PRキャラクターになっていて、「キュンちゃん」と命名されています。PRが仕事だからでしょうか、いつも、エゾシカやら時計台やらイカやらのかぶりもので頭がくるまれています。ちょっとかわいそうな気もします。

写真は、北海道の山が紅葉する9月、鮮やかな色の高山植物に囲まれたエゾナキウサギの巣穴前です。葉っぱをくわえた顔は、ニヤッと笑っているように見えちゃうんですよね。

「ナッキー」たちは草食で、茎や花や実、コケも食べます。でも、個体によって好き嫌いがあるようで、花を食べる個体、食べない個体がいて、絶対に食べない花や草もあります。意外に美食家なのかもしれません。

背後の巣穴の中は、越冬のために貯食した葉っぱでいっぱいになっています。

まもなく山の草木の葉も枯れ、エゾナキウサギの住処は雪に覆われます。

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