撮影/佐藤圭
# 動物 # 癒し

雪原にたたずむ、幸せを呼ぶ白い女神・エゾリス…その奇跡の一枚

北海道からお届け、ほっこり動物写真!

「さ、さむい……」

というのはウソで、本当は寒さに強いです

北海道に棲むエゾリスは、同じく道産子のエゾシマリスや本州のリスに比べて体が大きいのが特徴です。学名のSciurus vulgarisの意味は、「平凡なリス」。猟師さんたちは、「木ネズミ」と呼んでいたそうです。どちらも、ちょっとかわいそうな命名じゃないかと思います。

 

エゾリスの体毛は茶色で、お腹だけが白いのですが、この写真のエゾリスはアルビノで、体全体が真っ白です。アルビノというのは、動物学の用語で、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患をもつ個体のことです。

寒がっているようにも見えますが、エゾリスは冬眠せず、雪が積もっても外で元気に活動してます。秋に土の中に貯蔵しておいた木の実を、雪を50〜60cm掘って探し当てる能力があるそうです。

雪原に降りた真っ白なエゾリス。氷点下の風の強い日の撮影でしたが、キラキラ輝く雪原で微笑むエゾリスの姿に、心がほっと暖まりました。強風で耳毛が曲がった姿も萌ポイントです。

雪よりも白く見えるその姿は神々しく、幸せを呼ぶ女神のようです。