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# 起業

50万円の初期費用で、初月に「40万円」売り上げたお店のヒミツ

「お金がかかる」なんて誰が決めた?
就職活動に失敗した、アルバイトが続かない、満員電車に乗りたくない、もう会社員はいやだ……そんな人におすすめしたいのが「しょぼい起業」だ。初の著書『しょぼい起業で生きていく』が話題となっている「えらいてんちょう」さんは、50万円の初期費用で最初のお店をオープンし、初月に40万円の売上をあげたそう。余計なコストさえかけなければ、別にがんばらなくてもお店は維持できるというのだ。本当にそんなことが可能なのか? 秘密を本人に教えてもらった。

50万円あれば店は開ける

おせっかいな人はいるもので、どんなことにも「それをやるには大金がかかるから覚悟しろおじさん」が登場します。店をやるということについてもそうですが、結婚、子育てなどについてもそうです。

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「覚悟しろおじさん」に言わせると、子育てには総額2000万かかるんだそうです。私は小学校から高校まで公立に通いまして、私立大学の学費は自分で払いました。塾や予備校にも行ったことがありませんし、習い事もスイミング・空手くらいなものです。

私の親は金をかけない親だったし、私は金のかからない子どもでした。それで、別に何かが不足していると思ったことはありません。

お金はかけようと思えばいくらでもかかるし、かけないと思えばそんなにかからないものです。

私も最近親になりましたが、こんな感じでてきとうに子育てしたいと思います。

店についてもまったく同じです。私が生息している豊島区のはずれ、池袋からめちゃめちゃがんばれば歩けるくらいのところですが、家賃8万円の店舗物件がたくさんあります。

ウソだと思ったら「池袋 店舗 賃貸」で検索してみてください。地場の不動産屋さんを回ってみてもいいですよ。敷金は3カ月ぶんくらいとられますが、基本的には10万円かからずに借りられます。だいたい初期費用50万円くらいでしょうか。

 

あなたがいま住んでいる、その小さなアパートと同じくらいのものです。引っ越しのつもりで開業してしまいましょう。

私の場合、最初は1円も売り上げる気はなくて、家じゃなくて店を借りたらおもしろいんじゃないの、というノリで借りた店舗なのですが、これがなかなかどうして、謎の売り上げがあるのです。実家から持ってきた服が、100円くらいでバンバン売れます。

自宅に服を置いておいても売れないのに、店を自宅にしたら服が売れた。家賃の足しになる! と喜んでたら、訳のわからないものがいっぱい売れて、初月には40万円くらいの売り上げがありました。意味不明で笑えます。

「同じ家賃なら家より店借りたほうがいいだろ」と思ってたら、「おっ、結構売れる! 家賃浮く!」となって、「むしろそれだけで生活できるくらい儲かった!」になったわけです。まったく謎ですが、「せっかく店に住んだので、開けておいたら何か売れて儲かった」ところからすべてが始まりました。