地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。
"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。
豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりする「節分」ですが、じつはこの日付が、太陽の運動によって決まっていることをご存じでしょうか。
節分の基準となる「立春」や「春分」などの二十四節気(にじゅうしせっき)は、地球からみた太陽の位置を15度ずつに区切って定められています。たとえば「立春」は、太陽が「春分」のときから315度進んだところにくる日です。
ちなみに、1985年以降、立春はずっと2月4日でしたが、天体力学の計算によれば2021年には2月3日になる可能性があるのだとか。
太陽の動きを気にすることの少なくなった現代においても、私たちのカレンダーがいまだに天体の運動によって決められているというのは、すこし意外な気もしますね。