株価暴落に怯えない「毎月1万円・積み立て投資家」たちの凄み

投資を長く続けるのに大切な1つのこと
藤野 英人 プロフィール

株価を決める「最も重要な要素」をご存知ですか?

私は、投資というのは相場を読んでするものではなく、良い会社を見極めてするものだと思っています。ここで次の式を見てみましょう。

株価=PER(株価収益率)×EPS(1株当たり利益)

PERというのは、わかりやすく言えば株の「人気度」です。PERは市場環境によっても高くなったり低くなったりします。

一方、EPSは会社が上げる利益ですから、企業の情熱や工夫、頑張りしだいで増えたり減ったりします(以下、図『株価はどうやって決まっている?』参照)。

そして株価は、短期的にはPERによって振り回されます。注目を集めて人気になった銘柄は株価が上昇してPERが高くなりますし、その逆もあります。PERがどうなるか、つまり相場の動向は予想できません。

しかし、EPSは予想可能です。お客様に幅広く信頼され、サービスを受けたいと思う人が増えていく会社は利益も伸びます。そして株価というのは、長期的にはEPSと連動するのです(以下、図『企業業績と株価の関係』参照)。

ですから株式投資においては、お客様に支持されている素晴らしい会社かどうかを見極め、EPSが伸びていく会社に投資することが最も重要なのです。

 

投資で成功するためには「長期投資」が重要だといわれます。それは、短期的に「相場の変動=PERの上下運動」があっても、EPSが伸びていく企業であれば長期的には相場の変動を吸収して株価の水準が上がっていくからなのです。