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政府の「デタラメ統計」騒ぎ、実はGDP統計も問題だらけだった

国の経済の根幹に関わる数字だが…

GDP統計という「まやかし」

違法な調査手法が横行し、雇用保険や労災保険でのべ2000万人が本来貰える金額を給付されず、事務費を含めた修正に800億円の資金が必要になったため、2019年度予算案の修正が余儀なくされている「毎月勤労統計」問題で、今月召集予定の通常国会が大揺れに揺れることになりそうだ。

この問題は、政府の基幹統計が杜撰であってはならないことを改めて浮き彫りにした。

しかし、正確さを求められる統計の問題としては、もっと杜撰で罪作りな統計が存在する。国家の経済力や景気の動向を測る指標として誰もが知っているGDP統計が、その統計である。

GDP統計には改定時に経済運営がうまくいってるかのようにドレッシング(お化粧)を施された疑いがあるほか、ここ3年にわたって経済実態を反映していないのではないかと日銀統計局が問題視しており、データを収集してGDP統計を算出する内閣府に対し、生データの開示を迫る騒ぎも起きている。また、外部不経済のように、そもそもGDPには反映されにくい事象も存在する。

今回は、専門家たちが熱い議論を繰り広げているGDP統計の怪しげな部分、闇について考えてみたい。

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