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「Amazon Go」はなにが凄いのか…「詳しい人」の意外な答え

無人やキャッシュレスが本質ではない

Amazon Goはなにが凄いのか

無人コンビニのAmazon Go(アマゾンゴー)が凄いという話です。私もAI(人工知能)がビジネスに及ぼす影響を研究しているのでAmazon Goについては興味津津です。詳しい人にどこが凄いのかを話を聞いてみました。

今回お話しをうかがったのは元日本コカコーラの副社長で小売と電子決済に詳しいコンサルタントのIBAカンパニー代表取締役・射場瞬さんです。

IBAカンパニーでは昨年1月、シアトルでAmazon Goの一号店が一般向けにオープンして以来、Amazon Goや競合の無人スーパーや、キャッシュレス決済など継続的に調査していらっしゃいます。つい先日もサンフランシスコに新規オープンしたAmazon Goに視察に行かれたということで、Amazon Goの最新事情をうかがってみました。

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Amazon Goは「無人コンビニ」ではない

「そもそもですがAmazon Goは日本の都内で大きめのコンビニとよく似た品ぞろえ、同じくらいの店舗面積の小売店です。日本では一般的に『無人コンビニ』と言われていますが、実際の店舗ではたくさんの従業員が働いています」

正確にはレジがない「レジレスコンビニ」と呼ぶのが正しいそうですが、本稿では他の記事にならって「無人コンビニ」という表現を使わせていただきます。

「お店に入る場合、あらかじめAmazonのアカウントを持っていることと、Amazon Goのスマホアプリをダウンロードする必要があります。その上でQRコードをスマホに表示させてそれをゲートで読み取らせることでお店に入店することができます。

 

お店に入ったら棚にある商品をつぎつぎとAmazonGo店内で買ったショッピングバックや自分のエコバックに入れて、そのままゲートでQRコードを読み込ませてお店を出れば買い物終了です。普通のスーパーやコンビニと違うのはショッピングカートがないことと、レジがないこと。お店を出ると通常数分でスマホにレシートが届きます。同時に決済は完了します。これだけです」

と、Amazon Goでの買い物体験はレジがないという点で普通の小売店とはかなり違った体験になるようです。

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でも気になるので、射場さんに質問してみました。届いたレシートを見て、買っていない商品が買ったことになっていたりしたらどうするんですか?

「それ心配ですよね。でも先にお答えしておくと、これまで何回も買い物をしたのですが、一度も計算が違っていたことはありませんでした」

こういったことは当然のようにすでに検証済みのようです。