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金融知識がありすぎて誰も信じられなくなった42歳男性の末路

絶対に貯まらない人の「バカの壁」…

金融セミナーによくいる「こんな人」

「お金を貯めるには、何から始めるといいの?」
「簡単に節約できる方法って?」
「投資を始めるのに良い証券会社はどこ?」
「投資で儲けるには、何を買えばいいの?」
……。

家計の相談をしていると、お金に関するいろいろな質問を受けます。

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お金に関する業界(おそらく他の業界でも同じでしょうが)では、自分に有益な情報、つまり自分の場合はどうするとお金を増やせるか、貯められるかということを貪欲に知りたがる人がいます。

もちろん、きちんとした人は、予約を取り、自分が話を聞くための最善の状況をつくって情報を聞きにきてくれます。そういった人はその後、聞いたことを実行し、自分に生かすこと、もしくは今後改善すべきことを見つけることができています。でも、そうではない人もいるのです。

 

「無料」や少額の有料セミナーに参加し、情報を得て、終了後には内容についての質問をするという情報の得方、理解の仕方であれば納得はいきます。ですが、今がチャンスとばかりに個人的なアドバイスを受けようと、しつこく質問をする人もいるのです。

一人に時間を割きにくい状況の時で、しかも時間が短すぎ、その人の置かれた状況も把握しきれない場で。断片的な情報しかない中での個別アドバイスは、まったく的確なものにはならないのに。

しかも、聞いたことに関する勉強をするわけでもなく、ただ、情報を提供している人の話を聞き、自分なりに納得するだけ。だから聞いた以上のことはわからず、具体的なやり方や始め方などがわからないから、また別な人に聞かなくてはいけなくて、「あの人の話は役に立たなかった」というようなこともいい出します。

きちんと勉強したらわかることですし、聞いたことをやってみれば、わからないことは店舗の人が、コールセンターの人が教えてくれることだろうに、それもやらない。自分では、本来必要である情報収集や行動をせず、他人に求めるばかりです。しかもわかったことは明日やろう、次の給料が出たらやろう、そう思い行動は先延ばしです。

これでは、せっかく良い情報を集めても、何も自分に活かせないだろうと思います。