食品スーパー業界の「ワークマン」が株価大躍進のワケ

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

神戸物産には「消費増の増税」が好材料になる

今年は消費税の10%への増税が控える中、消費者の財布のひもはより厳しくしめられる。

よりお手頃で高品質なものへの消費性向が高まることが予想されるなか、神戸物産への期待感がなおさら高まっているかたちである。

円高による輸入コストの引き下げが経営にプラスに働くことも好材料視されています」(前出・アナリスト)

実際、『Phantom株価予報AIエンジン』が予想する神戸物産の株価は力強い上昇相場を示している。

前出・藤本氏が言う。

「神戸物産では1リットルの紙パックに入った、水ようかん、カスタードプリン、白桃ゼリーなどが安価に販売されており、デカ盛りスイーツ好きなどにも大人気です。株価も上昇トレンドが続いていますが、しばらくこの流れは続きそうです」

 

ワークマン、神戸物産と同じ小売りで株価懸念の会社

そんなワークマンや神戸物産と同じ小売り業界で対照的に、『Phantom株価予報AIエンジン』が下落相場を予想する企業もある。

100円ショップ大手のセリア(2781)である。

セリアといえば、100円ショップの業界2位を占める大手企業であるが、いったいなぜ株価懸念が高まっているのか。

「セリアは同業他社に比べてオシャレな内装で、若い女性に大人気な店舗です。独自のPOSシステムで効率経営にも成功している。

しかし、じつは足元の業績は厳しく、昨年11月、12月と2ヵ月連続で、既存店売上高が前年同月比を下回っているんです。経営を不安視した投資家が売りに走って、株価はすでに下落基調。しばらくこの下落相場が続きそうなんです」(前出・藤本氏)