私達はいつまでこのクソつまらない仕事を続けなければならないのか?

「エンゲージメント」で人生を変えろ!
小屋 一雄 プロフィール

良質なゲームのように仕事を楽しむ

ゲームデザイナーのジェイン・マクゴニカル博士はゲームの条件として次の4つを挙げている。

1.ゴールが明確
2.ルールがある
3.フィードバックがある
4.自発的な参加である

これらの条件をしっかりと満たしているゲームは、ゲーマーを夢中にさせるのである。これは、まさにエンゲージメントの条件と重なっている。つまり、仕事にエンゲージするということは、良質のゲームを楽しむことに似ているのである。

たしかに、私がこれまで出会ってきた、エンゲージメントの高い人たちが仕事をする姿は、まるで「達成ゲーム」や自分の「成長ゲーム」を楽しんでいるように見えた。また、優秀なマネジャーは、部下にゲームを楽しませるように仕事を割り振っていた。

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エンゲージメントを高めるために、できることはたくさんある。

たとえば、次のようなことを自問すれば、今の職場でエンゲージするために何が不足しているのか、少しずつ見えてくるであろう。

 

そもそも、自分には何が期待されているのか?
自分の貢献は評価してもらえているのか?
チームによって、一人ではできないような成果を上げる楽しみを味わえているか?
自分の価値を高められているか?

仮に今の上司とうまくコミュニケーションが取れていない場合でも、会社が社員エンゲージメント調査を実施しているのなら、それはチャンスだ。自分がどうしたらもっとエンゲージメントを高めることができるのか、上司と改めて対話をしてみたらどうだろうか?「どうせわかってくれない」などとあきらめないで、文句ではなく、エンゲージする方法を一緒に考えればいいのである。

なかなか嫌いな人を好きにはなれないものだ。しかし、エンゲージメントを高める方法を共に考える戦略パートナーだと考えればいい。

それでも聞く耳を持たない上司の場合は、人事やトップマネジメントと相談する必要があるだろう。エンゲージメントを高めることに興味のない上司、つまり部下に気持ちよくゲームをさせようとしない上司はマネジャー失格だということは、エンゲージメント・プログラムを実施している組織ならよくわかっているはずだからだ。