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もはやユニクロすら高い?「コスパ」重視な若者たちのお金のリアル

「安さ追求」の先に待つミライ
横川 楓 プロフィール

安さを追求した先にはさらなる貧困

最近の若者の間では、もはや「ユニクロですら高い」という声もあります。確かにユニクロには1000円台で買えるようなコスパがいいものもありますが、中には1万円くらいの、いわゆる普通の価格のものも売っています。

一方でネットショップなどでは、もっと安い値段で同じようなものを買うことができたりもするとなると、だったらネットで買った方が良いという思考回路に簡単に切り替わる人も多いのです。

 

家を買う、買わない、車を買う、買わないといった将来のために大きい買い物を……、という考え方は古いのです。自己投資や身近なコスパを重視するというような「今」を重視する消費スタイルが、ミレニアル世代のお金のリアルと言えるでしょう。

ただでさえ人口が減り、働き手が減り、どの世代に至っても今でいう私たちミレニアル世代のように、若者の負担というのは増えていきます。

そして、失われた30年が40年、50年と進んでしまう可能性もある中、このまま永遠にコスパを重視していくということは、コスパという名の、安さを追い求める沼にはまり続けるだけです。

安さを追い求めるということは、つまり経済を縮小させてしまうことにつながります。そうなれば、もっともっと日本の企業の売上も減り、私たちの所得もどんどん減っていく。コスパ、つまり安さを追及する社会は、経済を衰退させ、結果的に私たちの貧しさを助長させてしまうばかりということを、知っておかなければならないのです。

人生100年時代と言われますが、自分が100歳まで生きる想像がつかないというのも、私たちミレニアル世代がそういった「お金がない」という現状としっかり向き合わない原因の一つなのでしょう。ですが、今後の人生にはたくさんのお金が必要なのです。今のままではダメだと気付いてからではもう遅いかもしれません。

あと何十年も人生を重ねていくミレニアル世代だからこそ、もっと私たち世代を取り巻く「お金」についての現実や正しい知識を知り、実際に自分から「お金」とのかかわりを深めていく必要があります。

コスパのような安さを追求する生活や貧困から脱し、ミレニアル世代の未来を明るくしていくためにも、ミレニアル世代のお金のリアルを、引き続き伝えていきたいと思います。