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6400人を調査して分かった!「働き方上位5%社員」の80の特徴

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越川 慎司 プロフィール

一週間の終わり方が違う

そもそも5%社員は「朝に仕事をやった方が効率的」だということをどうやって学んだのでしょうか。もちろん、「朝が一番仕事がはかどる」という記事を読んだとか、人からそう聞いた、ということはあるでしょう。しかし、それ以上に「一週間の終わりに、仕事の振り返りをしている」ということが影響しているのだと思います。

実は、「自分の仕事のやり方を定期的に振り返っている」ということも、5%社員の特徴です。彼らは一週間、遅くとも2週間に1回は15分程度で過去の仕事を振り返り、「今週の仕事のやり方はどこがまずかったか」「来週からもっと効率的に仕事を進めるには、どうすべきか」を考えているのです(これも、行動分析によって明らかになりました)。

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今週の仕事を振り返り、来週の予定を考えるということを繰り返すうちに、「夕方は仕事の効率が落ちていたな。やっぱり朝に仕事を片付けた方が、一日の仕事がうまく回るぞ」と感じ、「一日の重要な仕事は、一日のうちの早めにやってしまう」という習慣が身に付いた、ということでしょう。

行動原理に「経験学習」を取り入れている……つまり、具体的な経験をして、その後しっかり内省して次の行動に活かしているのです。そして独自で学んだ成功理論を、読書や人との対話を通じて既存の理論と照らし合わせて、自分の行動の正しさに自信を持つのです。

「朝の方が仕事がはかどるのは分かっているんだけど、どうしても遅くなっちゃうんだよな…」という人は、ぜひ2週間に一度、15分でいいので自分の仕事を振り返り、どの時間帯、どの曜日が仕事の効率が良かったか、悪かったかを考えてみてください。おそらく、ほとんどの人が「朝のほうがはかどった」「夕方はどうにも仕事が進まない」と感じるはず。それを繰り返すことで、「5%社員」に近づくことができるのです。

 

土日の使い方

さて、5%社員は(意外にも)退社時間が早いと言いましたが、彼らは無駄な残業はもちろん、土日も基本的に仕事をしません。月曜から金曜に目一杯働く分、土日はリフレッシュにつとめているのでしょう。

ただし、「日曜日の夜にメールのチェックだけはしている」ことが分かりました。それは、週明けにスタートダッシュをするために、月曜日からどんな順番で仕事を進めるのがいいのか、メールをチェックしながら効率的な計画を立てているからです。

土日に行き交う社内メールにいちいち反応することはせず、月曜日の直前に、「結局どうなったのか」をまとめてインプットして、それに対応しているのです。

そして、ここが重要なのですが、5%社員は届いているメールに対して、日曜日には返信していません。あくまで「読むだけ」。返信すると、メールを受信した人がリアクションをしなければならない。それは相手の休息の時間を奪うことになる、と考えているのです。

そこで、返信メールは作るけれど、翌朝9時になったところで送信されるように予約している。この憎らしいほどの気配りができるのも、5%社員の大きな特徴と言えるでしょう。