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# マネジメント

6400人を調査して分かった!「働き方上位5%社員」の80の特徴

いますぐ実践できることばかりです

「5%社員の特徴をもっと教えてください」

「5%社員になるには、どんな行動を採ればいいんでしょうか?」

最近、私のところにはこんな質問が多く寄せられるようになりました。

私はこれまで、計527社の働き方改革の支援を行ってきました。その過程で、各社の人事評価で「上位5%」の評価を得ている社員は、ほかの社員とはまったく違う行動を採っているということに注目し、彼らの行動や考え方から、働き方改革のヒントを導き出そうとしました。

「上位5%社員」の行動や考え方は、どこが違うのか――クライアント各社の協力を得て、彼らの行動とその特徴を徹底的に調査し、その結果わかったことを<人事評価で「上位5%」に入った人たちの働き方「驚きの共通点」>という記事にまとめました。

この記事は大変な反響を呼び、「現代ビジネス上」でのPVは100万を超え、さらにNewsPicksで3000picksを得るなど、幅広い方に読んでいただきました。

その後、講演やビジネスミーティングの場で「5%社員の記事、読みましたよ」と声をかけていただくことが多くありました。これは本当に嬉しいことでしたが、一方で「私も会社の5%社員になれるようになりたいんですが、どうすればなれるでしょうか?」という質問も多くいただくようになりました。

そこで、今回は28社16万人の働き方改革を支援する中で見えてきた「5%社員の特徴」について、前回以上に踏み込んだお話をしたいと思います。

 

5%社員はこうやって見つける

前述のとおり、弊社では、現在28社16万人に対してコンサルティングを提供しています。その過程で25社にご協力いただき、5%社員と、そうではない社員の働き方をリサーチしてきました。サンプル数は、5%社員とそれ以外の社員各約3200名、計6400名程度です。

彼らのデスク周辺に定点カメラを設置したり、ICレコーダーやGPSセンサーを装着してもらったり、対面ヒアリングの動画撮影などを行って、彼らの言動や行動を記録。それ以外にも個人を特定しない形でメールの内容を分析したり、チャットやウェブ会議などの利用履歴も集めて、それらの解析を行いました。

こうして得られた音声データや、位置データ、画像データなどを、複数のIT企業が提供するAIと専門家によって分析し、5%社員が一日の仕事のなかでどんな行動をしているか、どんな会話をしているか、を抽出していったのです。

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こうして集めた「5%社員の特徴」は、現段階でおよそ80に達しています。この「80の特徴」を見ていくことで、5%社員がどんな考え方で、どんな働き方で日々仕事をしているか…つまり、5%社員になるための規則とヒントが見えてくるのです。

さて、あなたは「5%社員の働き方」が出来ているでしょうか。その主な特徴を、一緒に見ていきましょう。

5%社員は早型

まず、5%社員は平日19時前後の業務量が圧倒的に少ないことがわかりました。

一日の働き方についての分析結果をみると、一般的な社員は、終業時間間際に非常に忙しく作業をしています。通常業務が17時半に終わるとしても、それまでに終わらなかった仕事の処理や、明日提出する提案書の準備、さらには経費精算などの事務作業をしているのです。

最近は21時前後に消灯する会社も増えていますから、それまでになんとか終わるように、と駆け込みで片付けているのでしょう(思い当たる方も多いのではないでしょうか?)。

一方の5%社員が最も仕事を詰め込むのは、午前中であることが分かりました。そして、夕方にはその日やるべき仕事はすべて片付いている。定時より少し遅れるぐらいのタイミングで、さっさと退社しているのです。