1月21日 97番元素、バークリウムの発見(1949年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1949年のこの日、アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校で、サイクロトロンを用いてアメリシウム241にα線を照射することによって、新元素「バークリウム(Bk、原子番号97)」が作られました。バークリウムという名前は、発見場所の地名にちなんだものです。

この元素合成の実験を率いた物理学者グレン・セオドア・シーボーグ(Glenn Theodore Seaborg、1912-1999年 )は、サイクロトロンを用いて数々の元素を生成・発見しており、プルトニウム(Pu、原子番号94)、アメリシウム(Am、95)、キュリウム(Am、96)、カリホルニウム(Cf、98)、アインスタイニウム(Es、99)、フェルミウム(Fm、100)、メンデレビウム(Md、101)、ノーベリウム(No、102)、ローレンシウム(Lr、103)という、アクチノイド元素のほぼすべての発見に寄与しました。

【写真】グレン・セオドア・シーボーグ
  グレン・セオドア・シーボーグ photo by gettyimages

昨年末に正式に承認された「ニホニウム(Nh、原子番号113)」も、地名由来の元素名ですが、こちらもやはり加速器を用いて発見されたものです。