# 飲食店

ビジネスで成功したいなら、「お客様の声」を聞いてはいけない…!?

「逆転の発想」で年商3億
氏家 健治 プロフィール

周りの声に惑わされるな

ガトーショコラの価格を1500円から2000円に上げたとき、私は周囲から猛反対を受けました。相談したのは友人、知人、従業員。それこそ周囲の人ほとんどに値上げの是非について聞きまくりました。

Photo by iStock

返ってきたのは値上げに反対する声ばかりです。その前に1300円から1500円に値上げしたばかりだったとはいえ、徹底的に否定されました。「時間をあまりおかずに、再度の値上げなんてありえない」と言うのです。

しかし、これからも高品質なガトーショコラを売り続けていくために、周囲の大半を占めていた反対派の声は無視して、私は値上げを敢行しました。その結果、利益を確保して品質の向上を図り、宣伝活動を展開することができたのです。

周囲の声を素直に聞いていなかったからこそいまの私があり、ガトーショコラは人気商品であり続けています。

さきほどお客様は最終的には会社や店を救ってくれないと述べましたが、友人や知人、従業員も同じです。人の声に従うことで、なんとなく担保を得たような気がするだけ。それは本当の担保ではありません。

お客様の声は絶対ではないし、関係者の声も傾聴に値するとは限らない。「経営者は孤独」という言葉がありますが、耳を傾けるべきなのは自分の声であり、目指す方向性です。周囲の声は玉石混淆、雑音をシャットアウトする勇気を持ちましょう。

もう1つ、振り回されないように意識していることは人間関係でしょうか。私は自分の処理能力が高くないことを自覚しています。低いからこそ、処理できる範囲や量をどんどん減らしてきました。

 

フェイスブックについても断捨離を行っています。私は友人であってもフォローを外したり、苦手な人はブロックすることにあまり抵抗がありません。

興味がない人、それほど親しくない人のタイムラインは見ないほうが精神衛生上もいい。

フェイスブックはそのうち卒業したいと思っていますが、まだメリットも感じているので、現在の方法で当面続けていくつもりです。

郵便物も大幅に絞り込みをかけています。商売をしていると毎日とんでもない量の郵便物が届きます。封を開けて中身をチェックするだけでも一苦労。多くの時間を奪われてしまいます。

しかも、それらの大半は読む価値がないものです。そこで思い切って1年前から「受取拒絶」というハンコを押してポストに戻すようにしました。

すると100%とは言いませんが、かなりの割合で郵便物が減りました。2年前の郵便物と現在の量とを比べると大違い。営業メールも同様です。

ただし、食事会や勉強会に誘われたら私はできるだけ参加するようにしています。

人からの生の情報は役立ちますし、新しい人に出会ったときにうちの店のことをどれぐらい知られているのかをチェックできるマーケティングの場としても有効だからです。また「銀座経営者倶楽部」という勉強会では、素晴らしい経営者の方々と交流をさせてもらっています。

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