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セカンドオピニオンの意外な「落とし穴」、間違えると大変なことに!

あとから後悔しないために
週刊現代 プロフィール

「認めたくない」患者たち

得てして患者は「二番目の医者のほうがよく見えてしまう」もの。そこでファーストと違う意見を言われれば、「セカンドの医者のほうが正しい」と思ってしまうのが患者の「性」である。

しかも、それが自分の思い描く治療方法と一致していれば、十中八九はセカンドオピニオンに流れてしまう。

〔photo〕iStock

国際医療福祉大学三田病院・消化器外科教授の羽鳥隆氏が語る。

「セカンドオピニオンで来られる人の中には、今診てもらっている先生や医療機関の不平不満を並べ立てる方も少なくありません。説明がわからないとか、若い先生なので信用できないとかですね。きちんと真っ当な診察をされているのに、初めからファーストオピニオンを否定してもらうことを求めてやって来る患者さんもいらっしゃいます。

本来セカンドオピニオンを聞いたら、元の病院に戻り、主治医と相談するのが原則です。しかし、実際は、セカンドオピニオンを受けた病院でそのまま治療を受けている場合が多いようです」

 

鳥居泌尿器科・内科院長の鳥居伸一郎氏も言う。

「真面目な医者ほど、手術をした場合、こういう後遺症が残ることもあります、こんなリスクもありますと詳細に患者に伝えます。それで不安になって、セカンドオピニオンを取る患者もいます。ただ、この場合、ファーストの医師の治療法が最善である可能性は高い」