日本株の「クリスマス暴落相場」で株を投げ売った素人投資家の末路

20年後に大後悔することになる
山崎 俊輔 プロフィール

投資で勝ちたいなら下がっても「相場から降りない」

むしろ、途中で中途半端に相場観を発揮して売買をストップしないほうが結果は良くなる可能性が大です。

株価が上がったり下がったりして、長い目で見てプラスに動いていくとすれば、定額の自動購入をしておくことは、結果として「高いときも控えめに買う」「下がっているときは多めに買う」を続けることになるからです。

下手に動くと「マイナスになったから売る(損失が確定)」「株価が上がってきた(売ったときよりも高い株価になった)から買う」という行動をするばかりで、これでは運用としてはうまくいくはずがありません。

含み損(売らない段階で購入時価格より値下がりしている状態)は、株価が回復さえすれば解消されますが、これは「何もせずほったらかす」だけで実現ができるのです。

短期売買を何度も繰り返すイメージから解放されれば、そして5年以上、できれば10年以上の投資期間を考える余裕さえもてれば、私たちは手軽に投資で儲けられるようになるというわけです。

 

つみたてNISAやiDeCoでできるだけほったらかせ

「ほったらかし投資術」というベストセラーがありますが、前述の方法を詳しく解説した一冊となっています。投資初心者ほどオススメできます。

普通の個人にとって、「投資」と「仕事やプライベート」の優先順位はどちらが上かといえば、「仕事」であり「プライベート」であるはずです。なのに人は投資をすると仕事のほうをほったらかしにしてスマホと向かい合ったり、家族との時間やリラックスするべき時間を削ってトレードに精を出します。

結果としてイライラが募り夫婦げんかをしたり、仕事でミスをして減給になったりしては意味がありません。

つみたてNISAやiDeCoでゼロから投資をする人にとっては、むしろ株価が下がっているときこそ「スタートのチャンス」です。

毎月無理のない金額、少ないなら5000円程度、多くても3~4万円から積立投資をはじめてみましょう。投資にはほとんど負担をかけず、仕事に集中し、家族との時間を大切にしてください。

20年後にはほとんど何もしなくても、ほとんど全員が、元本が大きく増やせていることになるはずです。